苦しんだユベントス、キーン&ヴラホヴィッチの2得点でエンポリの追撃をかわす
圧倒的な存在感でチームを牽引!
後半もエンポリが試合の主導権を握り、スキを窺(うかが)うユベントスの展開。
中央からの攻撃には堅固な守備をみせるエンポリだが、サイドからの攻撃にやや脆(もろ)さを露呈(ろてい)すると56分、チャンスを作る。
ビアンコネーロの二次攻撃からペッレグリーニがクロスを入れると、ロカテッリがダイビングヘッドを放つも枠を捉えることができない。
追加点を狙うアッレグリ監督は62分、先制点を挙げたキーンを下げFWアルバロ・モラタを投入する。
すると、この交代が功を奏す。カウンターからモラタにボールが入ると前線へドリブルで運ぶ。
タイミングを図り、ヴラホヴィッチにボールを預けると巧みなトラップでGKと1対1の状況を作り、冷静にゴールを沈め勝ち越し点を奪取する。
エンポリも反撃。75分にFKからピンチを招くがDFレオナルド・ボヌッチがヘディングでブロックし、難を逃れる。
しかし直後の76分、ネットを揺らされてしまいリードを1点差に詰め寄られてしまう。
悪い流れを断ち切りたいユベントスだが、次々と新しい選手を投入するエンポリが攻勢を強める。
GKヴォイチェフ・シュチェスニーを中心にボヌッチ、DFマタイス・デ・リフトが懸命に凌ぐ時間帯がつづく。
エンポリに幾度なく詰め寄られるも、逃げ切ったユベントスがコッパ・イタリア準々決勝サッスオーロ戦以来の勝利。
また、カンピオナートでは第24節ヴェローナ戦以来の白星となり、勝ち点を「50」に積み上げ、上位陣に踏みとどまった。
エンポリ 2-3 ユベントス
▼得点者
モイーズ・キーン 32’ A:アドリアン・ラビオ
シモン・ジュルコフスキ 39’
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ 47’ A:フアン・クアドラード
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ 66’ A:アルバロ・モラタ
アンドレア・ラ・マンティア 76’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
これだけ重心が低く選手間の距離が大きくロングボールを多様しているのに
ディバラ中心というアンビバレンスなサッカーを指向し続けた結果が今のちぐはぐなユベントスですね
これはユベントスにとってもディバラにとっても不幸だと思ってます
とりあえず勝てて良かった!
改めてエンポリは良いチームだなと。ナポリに勝ったのも納得。
内容は全然良くなかったが、そんな中でも勝つことが大事だと思います。
連覇が途絶え、チームとして新しく生まれ変わっている最中なので苦しむのは当たり前。
これから更に良くなることを期待します!
forza juve!!
ブラホ様様でした。
相変わらずのビルドアップですね……
ロカトゥールじゃダメなんですかねー
遊びのパスもあるし、縦関係になっても面白いし唯一期待できるとこです。
クアド、ラビオはもういいかな。
何してるか分からん。
とりあえず勝点3が取れて良かったです!
上位陣がこのまま足踏みしてくれたらもしかして……
最後の最後まで!
フォルツァ!ユーベ!!
頼むから来シーズンはポジショナルプレーをチームに落とし込める監督がチームを指揮してくれ。
あと皆さんに聞きたいんですが、デシャン以降続くユーベのイタリア人指揮官縛りどう思いますか?これもユーベの美しき伝統のひとつなんでしょうか?そんな縛りやめて勝利に貪欲なチームであってほしいと思うんですが、僕の考えは間違っているんですかね。
自分はそういった縛りも伝統だと思って肯定的に捉えています。ユーベって他にも前近代的な縛りがあるんですけど、それもユーベのアイデンティティだと思うんですよね。例えば、代々アニエッリ家という貴族がオーナーであることとか。今の時代、中東資本やオイルマネーをオーナーに据えた方が強くなるのはわかりきっています。でも、だからといって、簡単に伝統を捨ててほしくないです。強いチームの資本は結局全部中東やオイルマネーだとなんとも単調でつまらないと思います。でも、中東資本を導入したチームは明らかに市場で暴れてるわけで、、、。現代、ソシオ制のバルサやアニエッリのユーベなど伝統あるチームが追い込まれていると思いますが、そのうちの原因の一つが経済規模の拡大だと感じますので、FIFAなりUEFAなりが対策して欲しいところです。話が変わりましたが、個人的には伝統も大事にして欲しいので、監督もイタリア人であってほしいですね。
ビッククラブで唯一と言って良いぐらい、中東や中国資本ではないイタリア伝統のファミリークラブなので頑張ってほしいと思ってます。
ロゴや経営マーケティングなどのように時代に合わせたユベントスのチーム作りをしていって欲しいです。
いやー勝った勝った。
これでスタートラインに立てる。
現チームの改善点が何かをおしゃべりするスタートラインにね。
首位との勝点差は7。
アタランタとトリノ戦で失った勝点4は大きかった。
過去2シーズンもあったが、ノーマークでPA侵入させるのは、もうやめよう。
正直、キエッリーニがいるうちはアッレグリでも良いと思う。
引いて守るプロだし、最後の最後に足を伸ばせる選手なので。
スーペルコッパでも、彼がいるだけで120分インテルを抑えられてた。
問題なのは、彼がいない試合においても、同じスタンスでいくと失点するということ。
デリフトは特に引いて守るのは得意ではないような気がする。
きっと重要な試合になると、怪我さえしてなければキエッロがファーストチョイスになるので、彼がいるうちはアッレグリでもかまわない。
ただ、彼が引退したら、現代的なCBを補強するはずだから、バックラインからビルドアップを構築し、デザイン性を与えられる監督を呼ぶべき。
デゼルビとかいいと思う。
逆に、キエッロ、ボヌッチがいるうちにハイラインの戦術をやると、リトリートが体に染み込んでる二人は簡単に裏とられて失点する。
サッリ期は特にそれが顕著だった。
アッレグリもキエッロもボヌッチもユーベの功労者だから、誰かを干したりせず、一、二年で円満にサイクルを終えればいい。
で、完全に新しい空気が流れ始めた時に大きな改革進めればいいと思う。
監督しかり、戦術しかり。正直、9連覇の影響は良くも悪くも大きすぎて、それが今のユーベの問題点を作り出してるように感じる。
そして、個人的にはキエッロの引退をもってサイクルが終わるとベストだとは思う。長文失礼。
ここ数年のユーベの状況を要約したような内容ですね。
Good job
すごく納得しました。素晴らしい!!
デゼルビとか、確かに面白そうですね。
私も今のメンバーでは引いて守る、いわゆるイタリアらしいユーヴェらしい泥臭いカルチョで勝ちを拾っていくのがベストのように思いました。
内容が拮抗したり今日のように中盤で負けていても、アタッカンテの差で勝つのは全然ありで、ブラホビッチを獲った意味はまさにここにあります。
上位の背中がちらつくと欲が出てきてしまいますが、今季に限っては4位以内にフィニッシュ、CLはベスト8で十分なのではないでしょうか。
皆様仰ってるようにロカトゥールやスーレ、アケもちょっとずつ試していってほしいです。
過密日程で怪我人続出ですが、だからこそ光る才能もあるはず。
Folza Juve
勝ったことだけはよかった
内容よりもザカリアの怪我がきつい
中盤の人数的に下部組織の選手使わないと3センターもう無理じゃない?
ここにきてベンタン出したのが痛くなってきた
デリフトも結局大丈夫だったのか気になる
1点取ったら集中切れるスイッチでもついてんのか!って言いたくなるけど、この怪我人の多さでこの体力使うサッカーとこの過密日程。今日なんか体力尽きかけで後半最後の方相手に3列目使われたい放題だった。選手目線で考えれば多少は同情したくなる。
でも今日の2失点、キエッリーニだったら身体ごと投げ出して防ぎにいってただろうなーなんて思う。ボヌッチはチームを牽引する立場なんだしああいうところ若手の模範として闘志を見せてほしいってつくづく…
とにかく勝ててよかったわ。
いつまで経ってもビルドアップ、フィニッシュワークは作れずヴラホのポストからのカウンターのみ。若手の起用も無く、育成も出来ない
アッレグリは起用して怒鳴るだけ、勝てたのは全て選手のクオリティのおかげ
夏に補強するならその金で監督変えた方がはるかに強くなる
勝った!
とにかく勝ちを評価したいです!
上位陣が取りこぼしてることからわかるように今のプロビンチャは本当に強い。
一筋縄ではいかない。
そんな中でも取りこぼさなかったのは本当に大きいと思います。
ザカリアが負傷し野戦病院化してますが、これで中盤の選択肢においては、ロカトゥールの併用がファーストチョイスにならざるを得ないのではないでしょうか。
これにディバラが帰ってくれば、また攻撃的なポゼッション主体のサッカーが構築できると思います。
やっぱり、一点とって守り切る難しさを今のセリエからは感じました。
それにしても、ヴラホビッチは本当に素晴らしいですね。
得点だけでなく、最後の時間帯でのボールキープなど本当に頼りになる。過密日程で厳しいとは思いますが、この調子で「勝ち」を積み重ねていきたいです。forza juve! fino alla fine!