苦しんだユベントスだが、試合終盤にドラマ! 伊杯ベスト4に進出!
ヴラホヴィッチがオウンゴールを誘発
後半、先に主導権を握ったのはサッスオーロ。ユベントスゴールに迫るが、集中を切らさず凌ぐ展開がつづく。
それでも55分、カウンターからディバラがキープ。オーバラップしていたDFマタイス・デ・リフトを経由しマッケニーへ。
アメリカ代表MFが右足でシュートを狙うも、ポストに嫌われてしまう。
このプレーからビアンコネーロが試合の主導権を取り戻し、次々と好機を演出するもオフサイドの網にかかる展開がつづく。
勝ち越し点を狙うマッシミリアーノ・アッレグリ監督は61分、ザカリアを下げMFマヌエル・ロカテッリ。
SBマッティア・デ・シリオを下げFWアルバロ・モラタを投入し、攻撃的なシステムへ変化図る。
サッスオーロ陣内でプレーする時間を増やすも、追加点には到らない。
アッレグリ監督はMFアルトゥールを下げ、MFアドリアン・ラビオを投入し局面の打開を試みる。
すると73分、ディバラのFKから絶好機を得るも運にも見放される展開で、勝ち越し点が遠い展開がつづく。
その後も攻め立てるビアンコネーロ。76分にモラタがGKと1対1の局面を迎えるもファインセーブもあり、決めきれない。
試合終盤に入った82分、マッケニーのロングスローからラビオがバックヘッドで狙うも、またしてもペゴロが立ちふさがる。
延長戦前に決着をつけたいユベントスは87分、またしてもデ・リフトがオーバーラップし、ディバラのパスを受けシュートを放つ。
そこにもペゴロが立ちはだかり、延長戦が目前に迫った88分、ついにユベントスに勝ち越し点が生まれる。
左サイドに開いたヴラホヴィッチがサポートのない状態でボール受け取ると、DFをひとりかわしPA内に侵入し、ゴールを狙う。
このボールがサッスオーロDFに当たり、ゴールマウスに吸い込まれ、ついに勝ち越し点を奪った。
アッレグリ監督は直後の90分、殊勲のヴラホヴィッチを下げFWカイオ・ジョルジを投入。
このまま逃げ切ったユベントスが、苦しみながらコッパ・イタリア準決勝に駒を進めた。
ユベントス 2-1 サッスオーロ
▼得点者
パウロ・ディバラ 3’
ハメド・ジュニオール・トラオレ 24’
オウンゴール 88’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
試合がペリン、ディバラ、ヴラホヴィッチだけで構成されているかのようでした。試合を積むごとに調子を上げてるくるディバラには期待したくなりました。連続出場が続いているのでアタランタ戦で怪我しないかだけ心配です。個人的にはモラタ、ヴラホヴィッチ、ディバラのトリデンテが正解な気がします。
ヴラホビッチのゴールのシーンサポートが一人もいなかったがこのチーム大丈夫なんだろうか
DFラインのビルドアップが怖すぎるのと重心が低いから奪っても前線に人が少なすぎる上にヴラホヴィッチのとこが狙われてたので中々攻撃に繋げられないシーンが前半特に顕著だった。
後半ロカテッリとモラタが入って最終ラインの重心も上げて前から行くようになってからチャンスが増えた印象。
アタランタ戦は勝負所になる試合。
デミラルもヴラホヴィッチ潰しに来るだろうし。
ちょっと攻守に連動性、一体感がないとこの先CLも厳しいかも。
最後勝ったからよかったけど、最終ラインのプレス耐性低すぎなのはなんなのかな…
MFのポジショニングの問題なのか?
あんなに適当に蹴ってたら、ヴラホビッチでもルカクでも収めるもなにも無いでしょ。
サンドロとボヌッチのパス精度低すぎ。
そしていつも通り、ボヌッチのやる気のないDFからゴール決められるし。
練習の合間の遊びでやってる1対1じゃないんだから…
テキサスボーイは決定力上がれば最高だなぁ
ヴラホビッチの泥臭くもゴールに向かう姿勢が決勝点を生みましたね!
ディバラも試合を通じて精力的に動いていてかなり良かったように見えます。
ザカリアは戦術的な面でまだ入り込めていないのか、短いスパンでコンディションが整わなかったのか、中途半端な動きが多く存在感があまりなかったですね。何度か光るプレーもありましたが、守備面はもう少し強度を上げてほしいです。
クアドラードもサポートするには不十分でアルトゥールにかなり負担がかかってたなと。
アルトゥール、ザカリアからロカテッリ、ラビオに変わることで大分安定してペースが掴めたように見えました。特にロカテッリの存在感を感じました。
あとは思い出したかのように復活した、最終ラインからの細かいパス回し、怖くて見てられないのでやめてください。。
ディバラ、キレキレだった。ゴール量産して欲しい。
一人で試合を決めてしまう。
これこそがストライカーと思わせてくれる試合だった。
連携、前線からのプレスなどはまだまだだが、2月以降のアッレグリの完成度の仕上げ方を見ると、非常に楽しみ!
デシリオ下げたときも、モラタを入れて点取りに行くぞ!ってメッセージも分かりやすかったし、左サイドの仕掛けはかなり効いていた。
ディバラとブラホの距離が少し遠いかなと思うので、次節アタランタ戦に期待したい。
ヴラホビッチは足がかかってても倒れないで得点にしたのが素晴らしかった。やっぱり、ディバラ、モラタ、ヴラホのトリデンテが正解なような気がする。アッレグリ的にはテストの一面もあったと思うけど、このトリデンテをベースにチームを作ってほしい。あと来夏は絶対にバックラインを整備すべき。ボヌッチ、サンドロはもう厳しいかもしれない。デリフトの去就も不透明だから、複数のCBとSBの獲得が必要。あと、個人的にはキエッロ離脱なら、ルガーニを使うべきだと思う。
ルガーニを積極的に使ってほしいトコは同意です。
でも、ボヌッチ&ルガーニのコンビは怖くて見てられないかも。
デ・リフト&ルガーニ
キエリーニ&ルガーニ
は全然okです。
来期は、ドラグシン戻すのかな。
正直、現状だとボヌッチは誰と組むとかいう次元では無いと思います。誰と組んでも穴になってしまいそうです。アタランタ戦やClは出さないで、プロビンチャとの試合でコンディション調整してほしいところです。