新戦力躍動のユベントス、難敵ヴェローナに完封勝利! アタランタをかわし4位浮上!
ザカリアが追加点!
後半も前線のヴラホヴィッチにボールを預け、活路を見出そうとするビアンコネーリ。
だが、ヴェローナも整備された守備で応対するとユベントス陣内で試合を進める時間を増やしていく。
それでも自力に勝るビアンコネーリは61分、この試合幾度となくチャンスメイクしてきたモラタが前線にボールを運ぶ。
右サイドを駆け上がったザカリアへスルーパス。このボールを冷静に沈め、待望の追加点を奪取する。
つづく64分、ディバラがSBダニーロと右サイドを崩し、シュートを放つがGKの正面。
畳みかけたいビアンコネーリは69分、MFアドリアン・ラビオが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすもGKがファインセーブ。
新戦力の活躍が相乗効果をみせるチームは、守備でも安定感をみせ盤石な試合展開で時間を経過させる。
アッレグリ監督は75分、DFジョルジョ・キエッリーニを下げDFダニエレ・ルガーニ。
ディバラを下げWGフアン・クアドラードを投入させ、新たなコンビネーションの確認に入る。
すると78分、ヴラホヴィッチからモラタ、クアドラードで左サイドを崩すと中央へグラウンダーのクロス。
このボールにセルビア代表FWが全速力で突っ込むも、わずかに合わない。
盤石な試合展開をみせるユベントスだが81分、ヴェローナに攻め込まれるもGKヴォイチェフ・シュチェスニーが落ち着いた応対をみせる。
だが、直前のプレーでザカリアが負傷。83分、アッレグリ監督はこのスイス代表MFを下げMFウェストン・マッケニー。
本来の躍動感をみせたモラタを下げ、FWモイーズ・キーンを投入する。
試合終了間際にはマッケニーとキーンが連続してミドルシュートを狙うが、追加点には到らない。
そのまま逃げ切ったビアンコネーリが、難敵ヴェローナに完封勝利を収めた。
ユベントスが今節カリアリに敗れていたアタランタをかわし、リーグ4位に浮上した。
ユベントス 2-0 サンプドリア
▼得点者
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ 13’ A:パウロ・ディバラ
デニス・ザカリア 61’ A:アルバロ・モラタ
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
連携のミスなど改善すべき点はあったが新加入のメンバーをスタメンで起用した割には安定していたのではないでしょうか 伸び代も感じられましたし、次節のアタランタ戦までにどれだけクオリティを上げて挑めるかが勝負になると思います 最終節まで時間はまだあります! forza juve!
新戦力2人のゴール、ディバラの技ありアシスト、モラタの突破からのアシスト
新生ユーベの初陣でこれなら何も文句ありません
「このサッカーがしたかったんだ」というアッレグリの声が聞こえてくるかのような試合だった。連係ミスも多々あり完成度は高くないのかもしれんが、以前と全く違う戦い方だった。主に前線3人で崩し、中盤は低めに構えて守備重視、機会があれば上がるという、相手ディフェンスを局所でほんろうするおもしろい戦い方だったと感じた。ディバラ、モラタそれぞれ1アシスト、ヴラホビッチ、ザカリアそれぞれ1ゴールという結果に表れた。ザカリア素晴らしい。ヴラホビッチまだ馴染みきれてない感ある。でも、ボールが回るようになればヴラホビッチ爆発する可能性大だったね。終盤戦楽しみや。
新加入二人が早速点を取るという素晴らしい後半戦スタートですね。
トリデンテが久しぶりに見れたのもワクワクしました。
ただ、ヴラホヴィッチが倒されたところはPKだったように思えたので、PK貰えなかったことが後で得失点差での順位に響かないでほしいとだけ思いました。
濃霧がかなり試合を難しくしたと思う。
ヴェローナはショートパス繋いで崩してくるチームだし、近距離なら視界の悪さの影響は受けにくい。うちはロングボールをヴラホヴィッチに当ててカウンターを狙ってたと思うけど、ヴラホヴィッチに当てる回数よりアルトゥールに預ける回数をなんとかして増やしたかった。とはいってもマンツーマンでビルドアップを前からはめられるとやっぱり長い球蹴るしかない。それを霧がさえぎって最前線への視界を悪くしてたんじゃないかな、前半の最初の方はパスがずれまくって狙いが上手くいかず相手に圧されまくってた。後半はショートで繋ぐ意識が増えたので攻撃するシーンが増えた。
にしてもヴラホヴィッチがいることによる恩恵は凄まじい。2点目だって彼が深さを作ったことでディフェンスラインにギャップができて、さらにモラタのドリブルスペースができて生まれた得点だし。彼がいなかったらボール預けられたモラタのところがヴェローナの最終ラインになってたはずだから、モラタが一人で頑張って、よくてファールもらえるかなくらい。中盤が抜け出すことは叶わなかったと思う。
MOMはヴラホ…と言いたいとこだけどダニーロ。守備の選手じゃないディバラを低い位置に押し込もうとする相手の狙いが明確で、研究されて右サイド狙われまくったけど、90分よく守り抜いたわ。
難敵ベローナ相手にすばらしい勝利だったのではないでしょうか。ヴラホビッチのおかげでモラタとディバラがイキイキしていたように思います。二人ともアシスト記録してますし。ザカリアも初陣でこの出来は素晴らしいですね。控え戦力もかなり安定してきているので、チーム全体が明るく上を向いてきた印象です。次戦のアタランタに勝てば、アタランタを抜きます。ここ10戦ほど無敗と、かなりポジティブな流れがあるので、この調子で勝ち進んでほしいです。forza juve!