クアドラードのFK弾炸裂! ユベントスが大量4点を奪いコッパ・イタリア8強進出!
ルガーニが伊杯初ゴールを記録!
後半も試合の主導権を握るユベントス。果敢にサンプドリアゴールを狙うが、追加点には遠い展開。
だが52分、ショートコーナーからアルトゥールがクロスをおくるとルガーニがヘディングシュートを見舞い、ネットを揺らす。
現在5試合連続出場のDFは、チームの勝利に大きく近づく追加点をもたらす。またコッパ・イタリアでは初のゴールとなったようだ。
アッレグリ監督の出場停止に伴い、この試合を指揮するマルコ・ランドゥッチコーチは62分に動く。
およそ2ヶ月ぶりにピッチに戻ったダニーロを下げDFジョルジョ・キエッリーニ。クルゼフスキを下げFWパウロ・ディバラをおくり込む。
直後の63分、MFアンドレア・コンティに見事なゴールを奪われ、リードは1点差に詰め寄られる。
やや不穏な空気が漂うも67分、ビルドアップを狙っていたMFマヌエル・ロカテッリがボールをカット。
ボールがこぼれると、走り込んだディバラが豪快にネットを揺らし、リードをふたたび2点に広げる。
畳みかけたいビアンコネーリは72分、見事なパスワークからクアドラードが抜け出すとシュートを選択。
ファルコーネがブロック。さらに73分にもロカテッリがシュートを放つが、GK正面。
ランドゥッチコーチは75分、アルトゥールを下げMFロドリゴ・ベンタンクール。クアドラードを下げMFマルレー・アケを投入する。
すると76分、アケが鋭い突破をみせるとPKを獲得。このPKをディバラがモラタにゆずると、確実に沈めチーム4点目を奪取する。
直後の79分、モラタを下げFWカイオ・ジョルジを投入し、交代カードを切り終える。
勝敗はほぼ決した試合だが82分、ディバラがキレのあるステップからシュートを放つが、ファルコーネがブロック。
その後は新鋭アケがスピードのある突破をみせ、チャンスメイク。呼応するようにディバラも果敢にシュートを放ち、攻撃を牽引。
その後はビアンコネーリが巧みに時間を使い、試合は終了。ユベントスがコッパ・イタリアベスト8入りを果たした。
ユベントス 4-1 サンプドリア
▼得点者
フアン・クアドラード 25’
ダニエレ・ルガーニ 52’ A:アルトゥール
アンドレア・コンティ 63’
パウロ・ディバラ 67’ A:マヌエル・ロカテッリ
アルバロ・モラタ 77’ PK
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
チームも個々の選手も徐々に調子が上向いてるのが素晴らしい
昨シーズンは逆に尻下がりだったから、アッレグリの手腕でこの調子を続けてもらいたい
クアドラードの欲しいところで点を決めてくれる力に何度も救われていると思いました。
そこからチームが勢いづきましたね!
ディバラはこのまま継続性の懸念を払しょくしてくれれば、また信頼できるエースとして見られることを楽しみにしています。
チームメイトを気遣いPKを譲るという器の大きさも見せてくれましたね!
カイオのプレーがもっと見たいです…
相手のクオリティもあったとはいえ、今季のベストゲームだっのではないでしょうか。アルトゥールが素晴らしかったですね。ロカテッリとの併用も問題ないように思えました。個人的には、ディバラとアルトゥールの併用はやめた方がいいと思います。ディバラがフォアチェックに行かないので、中盤に守備力が求められるのですが、それでアルトゥールは不安ですからね。お互い展開力ある上に、ポジションも少し被ってましたし。また、ディフェンス戦術もアルトゥールの時はハイプレス、ディバラの時はリトリートで使い分ければいいと思います。デシリオ、ダニーロの縦パスも素晴らしかったです。アケももっと見たいですね。様々なテストもでき、完璧な状態でミラン戦に臨めると思います。絶対勝ってほしいです!forza juve!