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「しかし、次の2カ月間は明日の試合から始まるんだよ。これだけは間違いない。さもなければ、ボローニャでしたことが全て無駄になるからね」

「あの試合で、我々はヴェネツィア戦での失敗を修正した。そのため、明日のカリアリ戦で必ず結果を出さなければならない」

「現在我々は、フィジカル的にだいぶ良い状態だ。ボローニャ戦で手にした勝利は、これまでとは違うスピリットをチームにもたらしたよ」

「そのため、明日は勇気を出し、チームとしての試合をしなければいけない。そして、技術的に改善できるよう引き続きトレーニングに取り組んでいく必要がある」

――ここから2月の中盤まで何試合か直接対決が続きますが、それを終えた時点で今とほぼ同じ状況の順位だとすれば、嬉しいですか？

「そうなれば、最高だよ」

――あなたは現在、「仕上げ」という仕事ではなく「チームの構築」という仕事をおこなっています。その仕事を行うことは、どのような感じですか？

「良い感じだよ。面白い仕事だからね。少し若くなったように感じるよ。つまり、良いことでしかない」

「チームの構築というか、5年前に指導したプレイヤーとは全く異なるプレイヤーを指導しているってことなんだ。とはいえ、これはミランでも経験したことだよ」

「ミランを率いていた時には、2年目にカンピオーネ（一流選手の意）たちが去り、多くのベテランが引退したため、3年目はそれまでとは全く異なるプレイヤーを指導することになった」

「そうなると、やることがたくさんあるのは当然だ。先週は、フィジカル的にも戦術的にも良いトレーニングをおこなったよ」