本人の意向次第か

チェルシーのアントニオ・コンテ監督はやはり今シーズン終了後のMFクラウディオ・マルキージオ(31)獲得を熱望しているとイタリアメディア『Calciomercato.com』が伝えている。

ここ2,3年は度重なる大怪我に悩まされていたが、昨年10月のサンプドリア戦でようやく戦列復帰を果たしたマルキージオ。だが1月のラツィオ戦でアッレグリ監督が中盤を2センターとするフォーメーションに変更して以降、先発出場の機会が減少している。

もちろんクラブ側はこのバンディエラをチームに欠かせない主力として考えている。ただ本人がクラブを離れることを望むならばその意向にくみ取る可能性が高い。

その場合はアスコリのMFフランチェスコ・カッサータ(19)の呼び戻しに動くものとみられる。この有望株を巡っては以前からリバプールが獲得に興味を示しているが、ユベントスに放出の意思はない。

今シーズン、カッサータがアスコリで主力として活躍してイタリア代表U-20にも召集されていることを考慮すると、ユベントス首脳陣はマルキージオの去就に関わらず今シーズン終了後が呼び戻しのベストタイミングであると考えているのかもしれない。