【JJパジェッレ】セリエA第8節 ユベントス対ローマ
著者:J-JOURNAL 編集部 ヤチマターノ・リョウスケ
キーンのゴールを死守! ローマにウノゼロ勝利で公式戦5連勝!
セリエA第8節ローマ戦が現地時間17日、アリアンツ・スタジアムで行われ、ホームのユベントスが1-0で勝利した。
インターナショナルブレイクが明けて、最初の試合となった同試合ではFWアルバロ・モラタやMFアルトゥールがチームに復帰。
ターンオーバーを敢行しつつ、次戦のUEFAチャンピオンズリーグ・ゼニト戦に向けて弾みとなる勝利を手にしている。
試合は16分、WGファン・クアドラードが対角のSBマッティア・デ・シリオへサイドチェンジを送る。
するとこの背番号「2」が中央へクロスを送り、MFロドリゴ・ベンタンクールがヘディングで合わせると、同時に詰めていたFWモイーズ・キーンに当たり、先制に成功した。
だが40分、ユベントスにピンチが訪れる。
GKヴォイチェフ・シュチェスニーがエリア内でMFヘンリク・ムヒタリアンを倒してしまいPKの判定が下されてしまう。
しかしシュチェスニーが自らこれを止め、ピンチを回避。そのまま1点リードで前半を終えることに成功した。
後半はユベントスが攻勢を強めるも、ローマも集中した守備でこれを跳ね返し、睨み合いの時間がつづく。
すると71分、マッシミリアーノ・アッレグリはFWフェデリコ・キエーザとキーンを下げ、モラタとクルゼフスキを投入。流れを変えにかかった。
さらに76分、MFフェデリコ・ベルナルデスキに代えて、ようやくチームに復帰したアルトゥールを投入。ボールをコントロールしつつ、ウノゼロで逃げ切る姿勢を強める。
その後も時間を巧みに使い、時計を進めるユベントス。
終盤にはSBアレックス・サンドロも投入し、次戦のゼニト戦への“調整”も行いつつ、1-0で勝利した。
【試合結果】
ユベントス 1-0 ローマ
【得点者】
16’ キーン
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
ウノゼロでローマを下し、スペツィア戦からつづく連勝を「5」に伸ばした。キエッリーニを中心とした強固な守備で相手の攻撃を封じ、前半に奪った先制点を見事守りきることに成功。ターンオーバーで主力の温存にも着手し、次のゼニト戦へ万全の状態で臨むことが出来そうだ。
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