ユベントスの“宝石”ディバラ、暴力を受けた主審にサイン付きシャツをプレゼント
2021/10/11
digisport
試合中に監督から顔面を殴られる
先月27日に行われたイタリア選手権1部(7部相当)の試合中に暴力を受けた主審が、パウロ・ディバラから素敵なプレゼントをもらったようだ。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が9日、その詳細について報じている。
そのレフェリーとは、イタリア選手権1部第3節オレッジョ・カステッロ対カルピニャーノの試合中に暴力を受けたアンドレア・フェリス主審だ。
この23歳の主審は、その試合の途中に強く抗議したカルピニャーノのジョヴァンニ・アロイージ監督に対してレッドカードを提示。
すると、それに怒った同監督がフェリス主審の顔面を右手で殴ったため、同主審はそこで試合終了の笛を吹かざるを得なくなった。
その後、イタリアサッカー連盟(FIGC)の規律委員会は、アロイージ監督に5年間のライセンス停止処分を下したが、同監督は引退することを決断。
一方で、幸いにも軽症で済んだフェリス主審は、FIGCのガブリエーレ・グラヴィーナ会長からの招待を受け、UEFAネーションズリーグ準決勝スペイン戦をサン・シーロで観戦している。
そして、ディバラは、このピエモンテ州出身の主審のために自身のサインと「アンドレアのために、愛情を込めて」とメッセージを書いたビアンコネーリのシャツをプレゼント。
フェリス主審は、そのシャツとユベントスからの記念バッジを練習試合の前にキャプテンマークを巻いたダニエレ・ルガーニから受け取っている。
予期せぬ不運に見舞われたフェリス主審。しかし、ディバラとビアンコネーリ側の思わぬサプライズには満足できたに違いない。
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コメント
ルガーニで草。
在籍期間で考えると結構長い方ですし、なんとか見返して欲しい