【JJパジェッレ】セリエA第6節 ユベントス対サンプドリア
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
なんとか逃げ切りに成功…カンピオナート2連勝でCLチェルシー戦へ
セリエAの第6節が26日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでサンプドリアと対戦した。
前節のスペツィア戦で今季初勝利を上げたビアンコネーリは開始早々10分、幸先よく先制点を上げる。
ペナルティエリア手前中央でマヌエル・ロカテッリからパスを受けたパウロ・ディバラが左足を一閃。しっかりと押さえられた低い弾道のボレーシュートがゴール右隅に決まった。
しかし、21分にユベントスをアクシデントが襲う。先制ゴールを上げたディバラが筋肉系のトラブルで負傷交代。そこから試合は落ち着かない展開となった。
43分にはフェデリコ・キエーザのシュートが相手DFのハンドを誘いPKを獲得。それをレオナルド・ボヌッチが決めてユベントスがリードを広げる。
ところが、サンプドリアも逆襲。44分に左CKの流れから吉田麻也にヘディングシュートを許し、1点差に詰め寄られる。
それでも57分には、ディバラと代わったデヤン・クルゼフスキがペナルティエリア内で相手のパスを奪い、さらに深い位置へと侵入。
ゴール左からマイナスの折り返しを送ると、それをスペースに走り込んだロカテッリが押し込んで3点目。再び相手を突き放した。
そのまま試合を終わらせたいビアンコネーリだったが、83分にいとも簡単に守備を崩される。
アドリアン・シウバに左サイドのスペースを使われると、ゴール前でフリーとなったMFアントニオ・カンドレーヴァにパスを通され失点。再度1点差に持ち込まれた。
その後は緊迫した状況となるが、何とか持ち堪え勝ち点3を死守。苦しみながらもリーグ2連勝を飾っている。
【試合結果】
ユベントス 3-2 サンプドリア
【得点者】
10’ ディバラ
43’ ボヌッチ(PK)
44’ 吉田
57’ ロカテッリ
83’ カンドレーヴァ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
「安定」ではなく「不安定」が継続。さまざまな要素に左右され、“エアポケット”にはまったような失点を喫する。攻撃は少しずつチームの形が見えてきたが、守備に関してはまだまだ改善の余地がありそうだ。前節に続き、苦しみながらの勝ち点3獲得。まずは連勝を素直に喜びたいところだが…。
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