リッピ「原因はアッレグリの変革」
2016/11/29
”方向性を変えてしまった”
元ユベントス指揮官のマルチェロ・リッピが、ユベントスの状況について『Radio Rai』にて言及した。
「ユベントスが何故3つのコンペティションで戦うことに苦労するのか理解できないよ。でもそれはユベントスだけでなく、ローマやナポリも同じことだ。イグアインを移籍で失い、ミリクを怪我で失ったことは、サッリにとって不運だった。」
「私はユーべでファンタスティックな時間を過ごした。現在の問題は、アッレグリが方向性を変えたことだ。特に彼は中盤を大きく変えてしまった。偉大なチャンピオンへの道は容易ではない。」
category:
メイン
コメント
アッレグリ自身が中盤を大きく変えたわけじゃないだろうけど、今シーズン中盤の質を高めうるはずのピアニッチが未だにフィットしきれていないことが痛いし、マルキージオもそろそろ本格フル稼働してほしい。マルキージオ、ピアニッチ、ケディラで継続的に中盤を組み、連携を高めていって中盤の質があがっていくことに期待。そのうえで、ただでさえ控えの層がいまいちなのに、アフリカネーションズカップでレミナとアサモアが不在になるだろうから、冬メルカートでの補強にも期待。
リッピ監督は、一時政権のとき負傷者続出し辞任したはず。どんな名将でも負傷者には勝てませんよ~。リッピ監督時代はセリエAが世界最高リーグと言われていた時代だしCL決勝に4回行って1回しか勝ってないし、インテル時代が散々でG.アニエリさんに頭下げて復帰してイタリア代表でW杯優勝したまではいいが代表二次政権ではGS敗退。代表監督はしないと言って中国の札束攻撃に屈した人にあまり言われたくないな~。ユベントスで一時代を築いた人だから尊敬はしてるし、ユベントスで名をあげれたから善意で言ってるんだと思うけど。リッピ監督ユーゴビッチ放出したときにモッジさんにキレたはず。アッレグリ監督は毎シーズン選手が変わらざるをえない状況でよくやってると思う。それを考えたらプロビンチアで結果出してる監督は凄いな毎シーズン大幅入れ替えだから。
中盤を大きく変えてしまったっていうのはシステム的なことじゃなくて、単純にメンバーが変わってしまったってことだと思うんだよなー。コンテ時代からCLの決勝まで行ったこの間は最終ラインはもちろん中盤の主力も抜けてない。でもベルリンで負けてからピルロ、ビダル、ポグバと主力がここ2年で3人も抜けたからね。いくら代わりの選手をと言っても、ピャニッチはレジスタが出来るわけじゃないし、ケディラはビダルのような運動量、決定力があるわけじゃない。怪我も多いしね。そしてポグバもいなくなって中盤の質は明らかに落ちてしまった。でもそれらの移籍は大なり小なり選手側が望んだものであって、最終決定はフロントが下してる。アッレグリもしぶしぶ容認はしてるんだろうけど、全ての非があるとは思えない。ましてや今シーズンはこの怪我人の数。アッレグリじゃなくても結果を残すのは難しいはずだよ。