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コラム:現ユベントスに求められる変化

2016/11/14

image@Sport.cz

 現在のユベントスには釈然としない雰囲気が漂っている。リーグ戦ではミラノの両チームに敗戦、UCL(欧州チャンピオンズリーグ)では無敗を守っている。今季はこれまで2敗と充分に誇れる結果なのだが、なぜか煮え切らない、先行きが不透明なのが現状ではないだろうか。

 怪我人の多さがチームに安定感を取り戻す足かせになっているのは明白だ。頼みの“プリンシペ(王子)”ことMFクラウディオ・マルキージオが戦列に復帰したが、センスは衰えてなくとも試合感の欠如は否めない。

 そんな中、激震が走る。

 守備の要DFアンドレア・バルザーリの長期離脱が発表されたのだ。チームは疲れ、“金属疲労”にも似た状態に陥っている印象が濃い。今年6月、欧州選手権があったとはいえ、怪我人の多くは2011年のアントニオ・コンテ前監督から主力の選手たちであり、現在でもチームの中枢を担っている。

image@VAVEL.com

 ここ数年、肝心な試合にことごとく欠場するDFジョルジョ・キエッリーニがその好例だろう。だが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、昨季と同様「3月に全てのコンペティションで戦っていれば良い」と変わらぬ姿勢を貫いている。

 昨季での“3月”はリーグ戦、コッパ・イタリア、そしてUCLを“無事に”戦っていた。今季も同様に開幕から12月まで選手に極力負荷をかけ、来たるべき3月に備えていることは容易に想像できる。

 アッレグリ監督を擁護するならば、怪我人も多く、調整段階、試運転といって良いこの時期に、上々の成績と言っていいのではないだろうか。また、新たなシステムにも挑戦している。

 3−5−2をベースに5−4−1。4バックを軸に4−5−1、4−1−4−1のシステムを採用。先日のキエーボ戦ではファン待望の4−3−3にも着手してみせた。アッレグリ監督は「チームの幅が広がった」と満足感をもって振り返っている。

image@veqsport.com

 コンテがユベントスを率いてから右肩上がりの成長を残しているが、それでもレアル・マドリーやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンのように、相手が分かっていても止められるチームの領域には未だ達してはいない。

 従来通りの3−5−2のまま戦っていては研究されてしまうし、UCLではベスト16に勝ち進んでも昨季のバイエルン戦同様「惜敗」で終わってしまうのが関の山だろう。

 バイエルン戦で用いたシステムはMFがフラットの4−4−2だったのを思い出して欲しい。現在でも最初で最後のシステムになっているが、いくつもの“顔”を持っているチームほど厄介な相手はいないはずだ。

 実際、昨季UCLで敗れたバイエルンを率いたジョゼップ・グアルディオラ監督は戦術マニアで知られている。このスペイン人監督は、対戦相手を細部まで研究し尽くし、万全な準備で相手を叩きのめす。その智将でさえ苦戦したのは“データになかったユベントス”がミュンヘンに降り立ったからに他ならない。

image@FINASH

 怪我人の多さを嘆いていても仕方がない。現在のユベントスには輝かしい未来を築ける若い才能たちがいる。22歳にしてチームの顔となっているFWパウロ・ディバラがいて、DFダニエレ・ルガーニ、MFステファノ・ストゥラーロ、DFアレックス・サンドロといった25歳以下の選手たちが多数いる。

 ルガーニ以外はスタメンとはいかなくとも、すでに主力としてチームの多くの勝利に貢献している。バルザーリの長期離脱が、ルガーニの成長を助ける時間になることを期待したい。

 ポジションに関わらず、若手の台頭がなければ、チーム力は必ず停滞する。「怪我の功名」という諺(ことわざ)があるように、アッレグリ監督が率いるユベントスにはこの時間を無駄にして欲しくない。

 著者/Juventus Journal 編集部 山口 努

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category: コラム, メイン

コメント

  • なー より:
    2016年11月15日 22:20

    アッレグリ監督はミラン時代から毎年選手を抜かれても結果を出しているので凄いと思います。クラブからみればありがたい監督でしょうね。来夏は誰が抜かれるやら。イグアインにあれだけぶっこんだんだから獲るだけでなく主力の流出を防ぐという仕事もして欲しいです。どうしても抗えないオファーもあるんでしょうけど。

    0
  • genoa より:
    2016年11月15日 00:26

    前期とは違った先行き不透明感ですね
    今季は超大型補強したので期待が上回りすぎたのもありますが
    (最後の最後ヴィツェル取れていればどうなったかな~)

    リーグは点差ついた→若手を使うかみたいな雰囲気になって欲しいですね
    ルガーニ、キーン、怪我が治ったらピアツァも是非
    その先のセンシ、マンドラゴラ、ベンタンクールなどの次世代も楽しみ

    0
  • forza cla. より:
    2016年11月14日 21:10

    アッレグリは良くやってるよ。毎年のように主力選手が抜けて現状を維持するのさえ難しいはずなのに、ちゃんと結果を残してる。例え、抜けた選手と同レベルの選手を加えてもチームにハマるかどうかは別の話だからね。来夏には主力の放出にもストップがかかって、補強やチームの完成度を高めていくことに専念できるんじゃないかな。あとは若手の起用に対して慎重すぎるきらいがあるから、そこさえ改善されれば引き出しも多い監督だし言うことなしな気がする。

    0
    • 山口@JJ編集部 より:
      2016年11月14日 21:31

      読んで頂きありがとうございます。
      forza cla.さんの仰る通りだと思います。
      アッレグリ監督は、難しい環境と状態で素晴らしい結果を残していると個人的に思います。
      ミラン時代にデ・シリオを起用したように、ユベントスでも若手を積極的に起用して欲しいです。
      DFラインにはすごく緻密なルールがあるとは思いますが、イタリア代表にも招集されたルガーニを試合に出場させなければ選手としても伸びないのが常識ですし。。
      思い返すとボヌッチも初期は本当に酷かったと思います。
      現在ではそういう雑音は皆無かな、と。
      ルガーニには期待してます。
      アズーリとビアンコネロの将来を担える逸材だと信じてます。

      0
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