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「2試合で勝ち点1しか手にしていないわけだから、今が容易な時期ではないのは間違いない」

「とはいえ、勝ち点を取り戻すための時間はまだ十分にあるし、もう少しコンパクトなカルチョをするよう取り組んでいく必要がある」

「この2試合での失敗は、必ず我々のためになるはずだ。素晴らしいグループだし価値の高いグループだから、必ずそれが徐々に現れるはずだよ」

このように試合を振り返ったアッレグリ監督は、さらに次のように試合を分析した。

「79回作り上げた攻撃の中で26回クロスを上げたこと？ 相手はサイドに多くのスペースを空けていたから、我々がクロスを上げた回数が多いとは言えない」

「ただ、エリア内でそのクロスボールをもう少し上手く活かす必要があっただけだ」

「それよりも残念なことは、テクニック的にミスをしすぎてしまったことだよ。失点した後に、少し興奮しすぎて冷静さを欠いていた」

「とはいえ、これは誰もが必ず通らなければならないステップなんだ。どんな試合でもリードできるとか、楽に勝てるなんてことは考えてはいけない」

「ビハインドを負う試合もあるわけだけど、ビッグクラブとしての落ち着きや冷静さがなければいけないし、またコントロールを失うことなく挽回できることこそが大事なんだ」

「チームがイライラしていたこと？ 今は難しい時期だね。成長しなければいけない時だからね」