「アッレグリとは特別な関係にある」

昨シーズン限りでミランとの契約を満了したFWマリオ・マンジュキッチ（35）は、現役引退を表明していない。

ロッソ・ネロ（ミランの愛称）には今年1月に加入し、同4月に「三ヶ月プレーしていないから」と年俸の一部をクラブに返却。

マンジュキッチの約一ヶ月分にあたる25万ユーロをミランに返却したことで、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』などが賛辞をおくっていた。

セリエA開幕戦、ウディネーゼ対ビアンコネーリがおこなわれたスタディオ・フリウーリのスタンドの最前列にはクロアチア人ストライカーの姿があった。

イタリアメディア『TUTTOmercato.web』など多数メディアは22日、この“特異”なできごとを伝えている。

多数メディアは「マンジュキッチとマッシミリアーノ・アッレグリは、特別な関係にある」とし、「特別なティフォージが観戦」

「ユベントスは現在、フリーのクロアチア人ストライカーを頼ることができる」と推測している。

実際、現役引退を表明した選手が“古巣”の試合会場に訪れることは珍しくない。

しかし、フリーの現役選手が一般客も入れるスタンドに訪れることはあまり聞かない話だ。

すでに攻撃陣の戦力は足りているユベントスだが、マンジュキッチにふたたび“頼る”ことになるのだろうか。