アッレグリ監督、現ユベントスの戦力に「ジョカトーレの特徴を最大限生かすつもり」
――あなたの権限が拡大し、メルカートに関する発言権も大きくなったようですが、このチームには現在噂されているMFを加える必要があると考えていますか?
そして、先ほどキエッリーニについて話していたことからも、現在無所属の彼との契約更新はほぼ確定していることですか?
また、先ほどの話から、ディバラはこのチームの副キャプテンになりますか?
「(アニェッリ会長)あなた達は、いつものように私を楽しませてくれますね」
「1、2日前に、『誰もキエッリーニと連絡を取らず、心を痛めている』といった記事を読みましたが、先週の月曜日に私は彼と話をしましたよ」
「彼が我々の下で20年間プレーしていることからも、また、今マックスが話したように、ほぼ2年間ノンストップでプレーしていることからも…」
「そのようなユベントスのキャプテンが、サインをするためにバカンスを途中で中断するなんてことは馬鹿げたことだとしか思えません」
「したがって、私からあなた達に唯一頼みたいことは、少なくともちゃんと調べてから記事を書いてほしいということです」
「キエッリーニとの契約更新については、我々にとって一切問題ではありません」
Tuttosport「(アッレグリ監督)一般的に呼ばれる“マネージャー”についてだけど、7年前に初めてこのクラブの監督に就任した時から今日に至るまで、ずっと意見がクラブと完全に一致しているんだ」
「そして今夏のメルカートに関しては、フェデリコ(・ケルビーニ)FDと(パベル・)ネドベドと共に、チームをさらに良くするために何ができて何ができないかについて検討するつもりだよ」
「とはいえ、以前と比べて権限が大きくなったとか、そういうのは一切ないし、私の役目は何も変わってはいない」
「私はこのチームの監督であり、“会社人間”だ。つまりそれは、結果をもたらし、価値を生み出すという意味だよ。そして、私の考えはクラブのそれと完全に一致している」
「ある決断をしなければならない時には、みんなで集まって様々な意見を出し合い、そこから最終的な決断を出す。これが私の役目だけど、これまでもずっとそうだったんだ」
「監督が、クラブの一員となる時にまずしなければならないことは、クラブと完全に調和することだと私は考えている。会社の人間の1人となるわけだからね」
「そして、ディバラに関して言えば、ユベントスではキャプテン、副キャプテンは、ここでの通算出場試合数を基に決まるんだ。だから、副キャプテンは彼だよ」
「ボヌッチは、残念だけど、一度出て行った人間だから、その瞬間に出場数はゼロに戻る。それでもキャプテンマークを巻きたければ、自腹で買って巻けばいい」
「彼もそのことを分かっているはずだよ。実際、私が指揮をした最後の年は、(マリオ・)マンジュキッチや(サミ・)ケディラが巻いたよね。ボヌッチはあの時、序列の最後尾となったんだ(笑)」