アッレグリ監督、現ユベントスの戦力に「ジョカトーレの特徴を最大限生かすつもり」
「指導するには楽しいチーム」
ビアンコネーリは現地時間27日、2年ぶりにチームの指揮を執ることになったマッシミリアーノ・アッレグリ氏の監督就任記者会見をおこなった。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が同日、その場に姿を現した同新指揮官とアンドレア・アニェッリ会長のコメントを報じた。
アニェッリ会長の質疑応答を終えると、アッレグリ監督へ記者の質問が殺到する。
マックス(アッレグリ監督の愛称)はどの質問にも一つひとつ丁寧に答えている。
――クルゼフスキはどのようなタイプのジョカトーレですか? 彼に最も適しているポジションはどこだと考えていますか?
「まだ2回しかトレーニングしているところを見ていないから、もう少し観察するための時間が欲しいね」
「とにかく、彼も最後の部分の精度をかなり改善する必要があるのは間違いないよ。彼には素晴らしいエンジンがあるし、改善することが可能なジョカトーレだ」
「このチームの目標は、コンペテイションの最後までたどり着き、可能な限り多くのコンペテイションで優勝すること」
「そして、特に私にとってこれらの選手たちの価値を作り出す、つまり彼らを改善させることだと考えているよ」
「それが、私がここに呼び戻された理由の1つでもあると考えている。監督は、結果をもたらし、価値を作り出す必要があるんだ」
「とにかくこのチームには、著しいポテンシャルを秘めた若い選手たちばかりいるから、指導するには楽しいチームだよ」
Marca――(パウロ・)ディバラはFKを直接決めることができるジョカトーレです。
昨季、彼はあまり出場しなかったわけですが、とにかくこの2年間はFKのチャンスがほとんど生かされていません。
この2年間はほぼロナウドが独占的に蹴っている状況ですが、この状況のマネージメントについても変えるつもりでいますか?
「この2年間の決定に関しては一切分からないけれど、私はジョカトーレの特徴を最大限生かすつもりでいるよ」
「ロナウドは、より遠い距離から蹴るキッカーだし、ディバラはより近い場所から蹴るキッカーだ」
「それに、片方は右利きで、もう片方は左利きだから、問題は全くないんだよ。もし右利きの名フリーキッカーがチームに来れば、その時に考えようじゃないか」