すでに個人合意の「報」

ミランは長らくサントスのFWカイオ・ジョルジ（19）に熱視線をおくり、獲得交渉を繰り返してきた。

だが、ロッソ・ネロ（ミランの愛称）はサントスが要求する1000万ユーロを支払うつもりはなく、600万ユーロを提示し交渉は停滞。

「ネクスト・ネイマール」と称されるカイオは、今年12月でサントスとの契約が満了を迎えるため、ブラジルの名門も交渉を急いでいたようだ。

ここ数ヶ月間で若手育成に定評があるベンフィカと、若き才能獲得に余念がないビアンコネーリがこの交渉に“乱入”する。

するとカイオとその代理人はユベントスのプロジェクトに共感し、トリノ行きが“秒読み段階”になっているようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか多数ジャーナリスト、メディアは「ネクスト・ネイマール」のビアンコネーリ入りを主張した。

主要各紙も同様に「カイオはビアンコネーリと合意に達した。残すはサントスとの合意だけになる」と伝えている。

国内屈指のジャーナリスト『Romeo Agresti』なども両者の個人合意を主張し、「サントスは8月にユベントスに売却するか」

「12月にフリーで放出するのかを決めなければならない」と移籍が秒読み段階に入っていることを報じた。

カイオは2019年のU-17ワールドカップ、全7試合で5得点2アシストと優勝に大きく貢献し、熱視線を浴びる存在になる。

身長182cmながら優れたスピード、テクニックを併せ持つ「ネクスト・ネイマール」はこのまま“無事”にユベントスにやってくることができるのだろうか。