過去にはブッフォンも受賞

イタリア代表の一員として欧州選手権（EURO2020）制覇に貢献し、また、恋人のヴェロニカ・チャルディさんと結婚式を挙げたばかりのFWフェデリコ・ベルナルデスキ。

まさに幸せの絶頂期にあるこのイタリア代表FWが、出身地であるカッラーラ市（コムーネ）から名誉市民賞を受賞した。

イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が23日、その詳細について報じている。

過去には、カッラーラ出身のジャンルイジ・ブッフォンも受賞したことのある名誉市民賞とは、特別な功績を残した市民に与えられる名誉ある賞のことだ。

この日の朝、同市の市庁舎で開かれた授賞式に出席したベルナルデスキは、受賞した喜びを次のように語っている。

「ここにいれることを本当に嬉しく思っているし、この賞を受賞したことを誇りに思っているよ」

「こんなことは、毎日起こるようなことではないからね」

「この夏はとても素晴らしい夏となった。辛い時も人生の一部だけど、大事なのは、苦しい瞬間を特別な瞬間へと変えるために気合を入れて取り掛かることなんだ」

「僕にとって再出発の時となる。若者たちよ、決して夢を見ることを諦めてはいけないよ」

無得点で終えた昨シーズンは、アンドレア・ピルロ前監督の下で期待されたような活躍ができなかったベルナルデスキ。

同選手をよく知るマッシミリアーノ・アッレグリ監督が戻った今シーズン、このビアンコネーリの背番号「33」は、かつてのようなパフォーマンスを取り戻すことができるだろうか。