スポーツ医学の専門医「アルトゥールの手術に関してユベントスの判断は間違っていない」
2021/07/23
tuttosport
「確かに、デリケートな部分に形成されたため切開する必要があったが、体の別の部位に形成された場合と比べれば深刻ではないケースだ」
「回復期間に関して言えば、切開部分の傷が治るのを待つ必要があるため、約2、3ヶ月の期間が妥当だと考えているよ」
「その上、彼の右脚は、痛みを伴うことなく通常の活動ができるようにならなければならない。そのため、ピッチに再び立てるのはおそらく3ヶ月後じゃないかな」
アルトゥールが受けた手術についてこのように説明したカプア博士は、問題とされている手術に踏み切った時期について、次のように説明した。
「ユベントスの判断は決して間違ってはいないよ。メディカルチームと彼がおこなった選択は、正しかったと私は考えている」
「外科手術を行う前には、特に慎重にならなければならないし、まず何よりも患者の健康を守らなければならない」
「実施されたどの治療法も望ましい効果を生まなかったが、彼がトレーニングを続けたことで損傷部位の状況が悪化したわけではなかった」
「つまり、これまでしてきたことは正しいことだったんだ」
「手術をせざるを得ない場合を除き、こういうケースでは、手術で生体を傷つけすぎないようにすることができる手続上の保護措置を取るための期間がもうけられている」
また、同医師は最後に、「100%元通りに回復する」とも答え、アルトゥール本人や関係者、ティフォージをも安心させた。
シーズン序盤に出遅れることになったアルトゥール。一日も早い回復を願うばかりだ。