スポーツ医学の専門医「アルトゥールの手術に関してユベントスの判断は間違っていない」
2021/07/23
italy24news
「再びピッチに立てるのは3ヶ月後」
先日、負傷箇所が石灰化した箇所を切除する手術に踏み切ったMFアルトゥール。
幸い手術は無事成功したものの、ピッチへの復帰までに2、3ヶ月を要す見込みとみられており、このブラジル人MFは、シーズンを出遅れることになってしまった。
このことについて、「昨シーズン終了後に手術に踏み切っていれば、新シーズンが開始するまでに回復が間に合ったのではないか」といった声も一部で浮上。
しかし、実際には、昨季終了後に手術を受けることを望んだアルトゥールに対して、ビアンコネーリのメディカルチームがそれを承諾しなかったようだ。
そこで、イタリアサッカー連盟(FIGC)のアンチ・ドーピング委員会の委員長を務め、スポーツ医学の専門家であるピーノ・カプア医師が、その件について言及。
そして、同医師は、ユベントスのメディカルチームの判断は間違っていなかったと自身の見解を述べた。
イタリアメディア『TUTTO JUVE』が21日、同メディアのインタビューに応じたカプア医師のコメントを伝えている。
「医師らは、長期間に渡って痛みを引き起こした損傷部位にメスを入れ、石灰化した集塊を取り除く手術をおこなった」
「当然ながら、当時私はオペ室にはいなかったため、この手術に関する文献を参考に説明することになる」
「彼は、脛骨と腓骨の間の骨間膜に骨化が形成されたケースだ」