Tuttosport

オフサイドの判定に救われる…

後半、先に好機を作ったのはオーストリア代表。ペナルティアーク内でファウルを取られると蹴るのはDFダヴィド・アラバ。

わずかに枠を捉えることはできなかったが、アッズーリが押し込まれる展開がつづく。

この試合、オーストリア代表のチェックに苦しみややパスがズレ、グループステージでみせていたパス回しが影を潜めるイタリア代表。

後半開始から耐えしのぐ展開がつづくと65分、クロスボールをアラバが競り勝ち、最後はこの試合キレのある動きをみせていたFWマルコ・アルナウトヴィッチが押し込む。

ここまで11試合無失点が途切れたかと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）によりオフサイドの判定。

この展開にマンチーニ監督が動く。67分、ヴェラッティを下げMFマヌエル・ロカテッリ、バレッラを下げMFマッテオ・ペッシーナを投入する。

するとロカテッリ、FWロレンツォ・インシーニェがオーストリア代表ゴールを脅かすが、枠を捉えることができない。

押し返したいアッズーリは83分、スピナッツォーラのクロスにFWドメニコ・ベラルディがバイシクルで合わせるもミートできず。

マンチーニ監督は84分、インモービレを下げFWアンドレア・ベロッティ、ベラルディを下げFWフェデリコ・キエーザを投入する。

この交代からやや攻勢を強めたアッズーリだったが、ネットを揺らすことができず90分間を終え、試合は延長戦に突入する。