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盤石な試合運びでトルコ代表を圧倒！

前半はイタリア代表がシュート「14」本に対し、トルコ代表は「0」本と一方的に攻めたアッズーリ。

マンチーニ監督は後半からフロレンツィを下げ、SBジョバンニ・ディ・ロレンツォを投入し戦況打開を試みる。

すると53分、MFニコロ・バレッラのボールを受けたベラルディのクロスがオウンゴールを誘発し、イタリア代表が先制点を奪取する。

つづく54分にも左SBレオナルド・スピナッツォーラがドリブルでPA内に侵入しシュートを放つがGKがファインセーブをみせ、追加点には到らない。

さらに攻勢を強めるアッズーリは58分、MFマヌエル・ロカテッリがテクニカルなミドルシュートを放つなど、トルコ代表を圧倒する。

すると66分、右サイドからのクロスにスピナッツォーラがシュートを放つがGKがブロック。こぼれ球をインモービレが押し込み、待望の追加点を奪取する。

このまま逃げ切りたいマンチーニ監督は76分、ロカテッリを下げMFブライアン・クリスタンテを投入する。

すると79分、トルコ代表GKのフィードをベラルディがインターセプト。ワンタッチで繋ぎ、最後はインシーニェがテクニカルにネットを揺らし3点目を奪取する。

マンチーニ監督も81分、インモービレを下げFWアンドレア・ベロッティ、インシーニェを下げFWフェデリコ・キエーザを投入する。

だが85分、ベラルディが足を痛めると大事をとってベンチへ。FWフェデリコ・ベルナルデスキが投入される。

その後もキエッリーニの老獪な守備をみせるなど、トルコ代表につけ入るスキを与えなかったアッズーリが大会開幕戦を勝利。

欧州選手権第3回大会以来、53年ぶりの大会制覇へこれ以上ないスタートを切った。

 

▼試合結果

トルコ代表 0-3 イタリア代表

▼得点者
メリフ・デミラル 53’　OG
チーロ・インモービレ 66’
ロレンツォ・インシーニェ 79’　A：チーロ・インモービレ

 

著者：J-JOURNAL　山口 努