アニェッリ会長、パラーティチCFOとユベントスで過ごした11年間に感謝も…
「私にとって大事なことは、長年に渡って国際的コンペテイションを内部から変えようとしてきたということです」
「欧州クラブ協会(ECA)のメンバーの一員から欧州サッカー連盟(UEFA)の実行委員のメンバーに至るまで、私は長い経験を積んできました」
「なぜ国際的コンペテイションを内部から変えようとしたのかというと、危機の兆候はすでにパンデミックの前からかなり明白だったからです」
「ここで、2019年にECAとUEFAとの間で提案された素晴らしい共同提案を持ち出したいと思います」
「ポジティブな反応がたくさん得られたこの提案は、あらゆるディビジョンのクラブによって支持されたものでした」
「ところが、システムは執行権と司法権の両方において独占的に権力を集中させており、大会の独占的な組織とマーケティングの権利をUEFAに留意していました」
「欧州スーパーリーグ構想(ESL)は、決してクーデターだったわけではありません」
「意識的に、あるいは無意識にそうしているのかは私には分かりません。しかし、ELSは破産に向かっている現システムに対する絶望的な叫びや警鐘を鳴らすものでした」
「ここで、4月20日にモントルー会議で承認されたUEFAの2021/22シーズンに関する予算案の冒頭部分について引き合いに出します」
「『承認のために提示する数値は、2つの仮定に基づいています:健康危機は今や過去のことであり、サッカーの発展はいつものように続いています』」
「これは、昨年12月にUEFAが承認のために提示した文書ですが、そのt時に我々がどのような状況を過ごしていたかは、あなた達もよくご存じだと思います」
「創設クラブの合意は、UEFAによる大会の認識を条件とするものでした。そして、各クラブはすぐにUEFAとの対話を求めました」