アニェッリ会長、パラーティチCFOとユベントスで過ごした11年間に感謝も…
2021/06/05
Tuttosport
「非常に難しい1年間だった」
現地時間4日、ビアンコネーリを去るファビオ・パラーティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)の記者会見にアンドレア・アニェッリ会長も出席。
ともに戦った戦友へ、最後のメッセージを会場に集まった記者たちを前に語っている。
この模様をイタリア紙『TUTTO SPORT』ほか多数メディアが同日、報じた。
「まず最初に、今日皆さんに集まって頂いたのはファビオ・パラーティチと別れを告げるためですが、別れとは言い辛いので、ハグを交わすという言い方をさせてもらいます」
「ファビオとは11年間を共に過ごしてきました。だから、今日のこの機会を、記者の皆さんが用意してきた様々な質問でまとめられた会見にしたいとは考えていません」
「私はまず、3つのテーマについてあなた達に話したいと思っています」
「とはいえ、ファビオとの11年間のことに集中したいので、今日はこれらのテーマについての質問は受け付けません」
「まず初めに、今シーズンについて振り返り、最低限の話すべきことを述べさせてもらいます」
「(アンドレア・)ピルロと彼のスタッフである(ロベルト・)バローニオ、(イゴール・)トゥドール、(アントニオ・)ガリャルディ、(パオロ・)ベルテッリに感謝したいと思います」
「もし、今シーズンを分析するとすれば、この数ヶ月間に私は“ユベントスの失敗”といった記事を頻繁に目にしてきました」
「ですが、10年間の中で、我々が失敗したシーズンでさえ2つのタイトルを獲得し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権も獲得できました」
「失敗で終えるシーズンを過ごしたくないとはいえ、時には失敗するシーズンがあっても良いのではないかと考えています」