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「彼は自分の体をよく知っているし、その弛まぬ決意は模範的なんだ」とこのポルトガル人バロンドーラーに刺激を受けていることを明かした。

今季は新型コロナウイルスの影響によってかなり特殊なシーズンとなっている。

過密日程は言わずもがなだが、選手にとっては無観客の状態で行われる試合もプレーに影響を及ぼすようだ。

「空っぽのスタジアム？ 酷いもんだよ。4, 5万人の観客がいるときは、自分がピッチに立っている意味を実感できる」

「だけどいまは練習試合をやっているかのような気分だよ。モチベーションが普段とは異なってしまうんだ。いつものようにアドレナリンが出ない」

「僕たちはティフォージの前でプレーすることに慣れているし、それを必要としている」

「出来るだけ早く、彼らがスタジアムに帰って来れるようになることを願っているよ」

トリノでの充実感を語るラビオは、ピルロ・ユベントスの主軸として、つねに素晴らしいプレーを見せてきた。

スクデット10連覇の夢こそ潰えたが、今後のUEFAチャンピオンズリーグ出場権をかけた戦いでは、この背番号「25」のさらなる活躍を期待したい。