「ユベントスはバレッラを除くセリエAのあらゆるベストプレイヤーを獲得した」

過去にユベントスで12年間GM（ゼネラルマネージャー）を務めたルチアーノ・モッジが、ビアンコネーリのメルカート事情について口を開いた。

イタリアメディア『Tutto Juve』が15日、同国メディア『Radio Bianconera』の番組『Cose di Calcio』で話した同元GMのコメントを伝えている。

2年前の夏に噂になったFWパウロ・ディバラとFWマウロ・イカルディとのトレード。

結局そのトレードは実現せず、当時インテルに所属していた後者はパリ・サンジェルマン（PSG）へと移籍したが、現在この噂が再熱している。

その原因となっているのが、2022年6月に切れるこのビアンコネーリの背番号「10」との契約更新の交渉がなかなか進展しないことにあるようだ。

そのためクラブは、大きなキャピタルゲインを生み出すためにもに今夏に“ラ・ホヤ（ディバラの愛称）”の売却を検討するのではないかという噂が飛び交っている。

そこで浮上したのが、以前からファビオ・パラーティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）のお気に入りとされているこの元インテルFWとのトレード案だ。

同FWは、ディバラと同じく度重なる負傷に泣かされ、今季は十分な出場機会を得れていない。

そんな中、イタリア復帰の噂も良く聞かれ、ユベントスCFOはこのPSGの背番号「9」の妻で代理人を務めるワンダ・ナラ氏と近々接触する予定だとも報じられている。