イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は現地時間15日、ユベントスの正GKであるヴォイチェフ・シュチェスニー（30）と、ミランの正GKドンナルンマの将来について言及。

両者の国際的な価値だけでなく年齢や予算の面から見ても、世代交代を行うには最適な時期だと伝えている。

とはいえ、「テック（シュチェスニーの愛称）」にはユベントスでのシーズンがまだ残されている（2024年6月末までの契約）こと、そして行き先が確立される可能性が高くはないことから、この移籍が簡単には進むものではないとも報じている。

一方でイタリア紙『Il Giornale』は、ミランのカピターノであるドンナルンマがビアンコネーリのゴールを守ることになるかもしれないと予想。

それでも契約延長オファーを提示し続けているミランが、ドンナルンマとライオラの要求に応じて他のクラブに売り渡すことはしないとの仮説も立てている。

現時点でライオラがトリノを訪れた「真相」は明らかになっていないが、ドンナルンマがミランからのオファーを拒み続けている以上、予想のできない事が起こる可能性は大いにある。

スクデットや来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を懸けた戦いが熱を帯びているセリエAだが、今後はメルカートの話題も注目を集めていきそうだ。