「スペインに帰る理由がない」

FWアルバロ・モラタ（28）は、昨夏のメルカートでアトレティコ・マドリードから、相思相愛だったビアンコネーリに帰還した。

当初はFWエディン・ジェコ（34）の“代役”という見方が強かったが、のちにアンドレア・ピルロ監督が獲得を願い出た唯一のFWだったことが明らかになった。

ユベントスはアトレティコと、かなり特殊な契約を結んだものの、今シーズンのここまでの活躍を考えればかなり“安価”な取り引きとなっている。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は16日、モラタが来シーズンもユベントスでプレーする可能性がかなり高いことを報じた。

同紙は「ビアンコネーリは今夏のメルカートではモラタを買い取らず、来夏のメルカートで3500万ユーロを支払い、完全移籍させるだろう」

「今季限りでマドリードに帰ることはないだろう。まず、スペインに帰る理由がない。イタリア王者は今夏、アトレティコに1000万ユーロでローンを延長させるだけに留まる」

「今シーズンのモラタをみていると、アトレティコはかなり悪い条件では“売り”に出したことになる」と評価した。

モラタは相思相愛のビアンコネーリに帰還後、33試合16得点11アシストを記録するなど、大車輪の活躍をみせている。

来シーズン終了後に支払う3500万ユーロを、より“安価”に感じさせる活躍をユベントスの背番号「9」には期待したい。