La Gazzetta dello Sport

「真剣に検討している」

DFジョルジョ・キエッリーニの肉体はとうに限界を超えているのかもしれない。

近年は度重なる怪我に苦しみ、年を追うごとに出場試合数を減らしていったのは誰の目にも明らかだろう。

ビアンコネーリの暗黒期を支え、アントニオ・コンテ、マッシミリアーノ・アッレグリ、マウリツィオ・サッリ、アンドレア・ピルロ各監督の下でプレー。

どの監督からも絶大な信頼を寄せられたが、近年は負傷のため思うようにピッチに立てない日がつづいていた。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は10日、チームのカピターノが今シーズン限りで現役を退く考えがあることを伝えている。

同紙は「キエッリーニはクラブの黄金期をともに築いたピルロとともに、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇を真剣に考えていた」

「しかし、その夢はポルトによって打ち砕かれた。試合前日には全体トレーニングには復帰したが、出場は叶わなかった」

「キエッリーニは精神的には続行する意志を持っているが、肉体的な限界をすでに感じている」

「今シーズンのCL制覇が叶わなくなった現在、ビアンコネーリのカピターノは現役引退を真剣に検討している」と主張した。

すでに現役引退後は、フロント入りが確実視されているキエッリーニだが、どのような決断を下すのだろうか。