”勝利はチームの努力の結果”

ユベントスのFWシモーネ・ザザは、ナポリとの天王山で貴重なゴールをあげ、チームを勝利に導いている。

ユベントスはセリエA第25節で、首位ナポリとの対戦を1-0と勝利し、リーグ15連勝を達成したと同時に単独首位となった。試合中も負傷者が相次ぐユベントスは、最終的には先発のモラタとディバラを下げ、ザザの１トップとなっていたが、そのザザが88分に自らドリブルで仕掛け、左足でゴールを決め英雄となった。ザザは試合後のインタビューで健闘したチームメイトを称賛している。

「非常に難しい試合だったよ。相手の攻撃が素晴らしいことを知っていたから、なんとか決定機を阻止しようと必死に守っていた。チームのみんなが最大限の努力をしていたことは誰が見ても分かるだろう。その努力が結果的に勝利に繋がったと思ってるよ。この勝利は我々にとって意味のあるもので大きな勝利だと思っている。今夜のパフォーマンスには満足しているし、リーグで首位に立てたことはとても嬉しいことだよ。今はこの勝利を祝いたいね。」

ボヌッチが試合中にケディラと衝突して膝を痛めてしまい、ディバラも試合中に腰を抱え座り込むような動作を見せ、終盤にアレックス・サンドロと交代していた。負傷が相次ぎ、モラタとディバラがフィールドを後にしてしまってからは、引き分けかと思ったサポーターも多かったことだろう。そんな中、最後まで諦めず勝利を目指した選手達と、ザザのパフォーマンスを称賛したい。