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要するにスクデットは、ライバルチームの結果に委ねられている。とはいえ、ここからインテルが失速しないとも限らない。

それでもアントニオ・コンテ監督が率いるこの青と黒のクラブは、欧州カップ戦からすでに離脱しておりライバルよりも試合数が少ない。

カンピオナートに集中できるだけに、ネラッズーリが大きなアドバンテージを持っていることは明らかだ。

ここからシーズンの終盤戦に向け、1つ1つの勝ち点の重みが増す。

ユベントスの伝説、ジャンピエロ・ボニペルティが残した「勝利は重要ではない、価値ある唯一のもの」という言葉。まさに今、その状況に直面していると言えるだろう。

果たして『TUTTO SPORT』が出した計算は、単なる「机上の空論」になるのか。

ここからのセリエAは、10連覇を目指すユベントスだけでなく、スクデットを争うライバルの戦いにも注目することになりそうだ。