堅守が光ったユベントス、インテルの猛攻を抑えコッパ・イタリア決勝戦進出!
圧巻の存在感を示すも…
DFマタイス・デ・リフトとルカクの肉弾戦、サンドロとハキミの駆け引きからスタートした後半戦。
チーム発足2年目、チーム戦術が浸透しているインテルがやや優勢で試合が進める。
この試合最初のピンチは58分、MFクリスティアン・エリクセンにボールを奪われるとFWラウタロ・マルティネスへ繋がれる。
GKジャンルイジ・ブッフォンが果敢に飛び出し、窮地を脱する。
このプレーに呼応したい攻撃陣は59分、MFアドリアン・ラビオが運び、クリスティアーノに預けるとシュートを選択。だが、枠を大きく外す。
試合の流れを変えたいアンドレア・ピルロ監督も60分、FWフェデリコ・ベルナルデスキを下げMFウェストン・マッケニーを投入する。
すると63分、MFロドリゴ・ベンタンクールがインターセプトするとマッケニーへ。すかさずクリスティアーノへパスを通す。
この試合初めてGKサミール・ハンダノヴィッチを1対1の局面を迎えるが、ブロック。この絶好の好機を生かせない。
それでもエンジンがかかってきたバロンドーラーは70分、ドリブルで次々とDFを躱(かわ)しシュートを放つ。
スピード、コースとも申し分なかったがハンダノヴィッチが見事なファインセーブでブロックする。
攻撃の手を緩めないインテルもビアンコネーリゴールに果敢に迫るが、デ・リフト、デミラルが集中を切らさず押し返す。
この展開にピルロ監督も82分、WGフアン・クアドラードを下げDFジョルジョ・キエッリーニを投入。守備固めに入る。
カピターノの投入でモチベーションが入ったチームは、集中した守備で次々と繰り出されるインテルの攻撃を跳ね返しつづける。
ピルロ監督も87分、MFデヤン・クルゼフスキを下げFWフェデリコ・キエーザを投入する。
迫るインテルの攻撃をビアンコネーリが最後まで集中を切らさず、試合は0-0のまま終了。
ユベントスが2シーズン連続でコッパ・イタリア決勝戦進出を決めた。
▼試合結果
ユベントス 0-0 インテル
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
すばらしい塩漬け
見ていて楽しい守備だった
いよいよ守備が仕上がってきましたね。
スコアレスでも面白い最高の試合でした
素晴らしい!これぞユーヴェ!
何回かあった決定機を決めたかったな、ってくらい。
守備陣は集中して守ってたし、クルセフスキとロナウド、途中出場のマッケニーもめっちゃ守備に走ってくれてた。
怪我人もなし、サンドロ出れないのは痛いがそれでもあれだけリーチがいたのに累積出場停止を最小限に抑えれたのもでかい。
対インテルは今後のためにももっと対策が必要ですが、今回に関しては完璧に近い結果で決勝に進めたんじゃないでしょうか。
今日の守備はこれからの自信になってくと思う。Clも期待できる守備強度だった。怪我とか病気の離脱が1番怖いなあ。特にセンターバック。デミラルとデリフトは完璧に世代交代を担ってる
守備には感動したよ。全盛期のBBCみたいだった。デリフト、デミラルはユーベの宝だよ。ピルロもよくやってくれた。これぞユーベ!!