【JJパジェッレ】セリエA第20節 サンプドリア対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
イタリア王者が連勝をキープ! 強豪との連戦に期待
セリエA第20節が現地時間30日に行われ、ユベントスは敵地ジェノバでサンプドリアと対戦。
左サイドで先発したフェデリコ・キエーザと後半途中から入ったアーロン・ラムジーの得点で、ビアンコネーリが2-0と勝ち点3を獲得した。
雨が降りしきるなかスタートした試合は、早々からイタリア王者が主導権を握る。
すると20分、ペナルティエリア手前でボールを受けたFWアルバロ・モラタが、2トップを組んだクリスティアーノ・ロナウドとのワンツーで右サイドを抜け出す。
エリア内に侵入したモラタが即座にボールをゴール前へと折り返すと、そこに飛び込んできたキエーザが右足できっちり合わせ先制点を奪った。
その後、何度も決定機を生み出していたユベントスだが、サンプドリア守備陣の奮闘もありなかなか追加点を奪えない。
そのまま試合は終盤に突入。ホームチームが同点ゴールを狙い攻める展開となった91分、イタリア王者に待望の追加点が生まれた。
右サイドでDFの裏に抜け出したファン・クアドラードがC・ロナウドのボールを受けて独走。
最後はエリア内中央に走り込んできたラムジーがコロンビア代表からのクロスボールを難なく決めて試合を締めくくった。
【試合結果】
サンプドリア 0-2 ユベントス
【得点者】
20’ キエーザ
90+1’ ラムジー
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
ハイプレスでボールの即時奪回を成功させ、縦に早い攻撃で先制点を奪取。選手個々の特徴とチームのクオリティが発揮された鮮やかな得点だった。守備の安定感、テンポのいいパス回しは、非の打ち所がない。それでも、追加点を奪えずに終盤まで試合がもつれ込んだことには課題もある。決めきる力が必要だった。
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】