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試合を決める3点目を奪取！

後半開始から足を痛めていたベルナルデスキを下げ、アレッサンドロ・ディパルドを投入する。

リードを守り抜きたいユベントスはややペースダウンするも、SPALのDFラインが低いため攻め込む時間帯が増えていく。

SPALも攻め込むが、DFラドゥ・ドラグシンが身体を張った守備をみせる。

アンドレア・ピルロ監督は67分、モラタを下げFWフェデリコ・キエーザ、フラボッタを下げSBアレックス・サンドロを投入する。

前線に起点を失なったため、やや攻めあぐねる時間帯がつづくもGKジャンルイジ・ブッフォンのポジショニングが光り、失点を許さない。

このまま試合終了に思われた78分、入ったばかりのキエーザが相手のミスを突き、ボールを奪取する。

走り込んだクルゼフスキに丁寧なラストパスをおくると、このスウェーデン代表MFが冷静にネットを揺らし、リードを3点に広げる。

ピルロ監督は83分、デミラルを下げDFマルコ・ダグラッカを投入。新戦力をテストする。

この試合でトップチームデビューを飾ったファジョーリが足を攣り、87分にMFウェストン・マッケニーを投入。

キエーザが前線に入ったことで、次々と好機を演出すると94分、このイタリア代表FWが格の違いをみせる4点目を奪取。

後半45分間は、SPALに攻め込まる場面を作られるも、ユベントスは無失点で逃げ切りに成功。

今シーズン、完敗を喫したインテルの待つコッパ・イタリア準決勝に駒を進めた。

 

▼試合結果

ユベントス 4-0 SPAL

▼得点者
アルバロ・モラタ 16’
ジャンルカ・フラボッタ 33’　A：デヤン・クルゼフスキ
デヤン・クルゼフスキ 79’　A：フェデリコ・キエーザ
フェデリコ・キエーザ 94’

 

著者：J-JOURNAL　山口 努