【JJパジェッレ】セリエA第19節 ユベントス対ボローニャ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
中盤の3人が躍動! ボローニャ戦の勝利で首位とのポイント差は「7」
セリエAの第19節が24日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでボローニャと対戦。
前半と後半にそれぞれ1点ずつ奪ったビアンコネーリが、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督率いるロッソブル(ボローニャの愛称)を2-0で破った。
試合が動いたのは15分、敵陣のペナルティーエリア手前でボールを受けたMFアルトゥールが、ミドルシュートを決めてユベントスが先制点を上げる。
その後も、イタリア王者は中盤をダイナミックに動き回るMFウェストン・マッケニーを中心に攻撃を展開。何度もボローニャのゴールを脅かす。
しかし、決定機を外し続けたビアンコネーリは、後半スタートからシステムを変更したボローニャの反撃に合う。
それでも、GKヴォイチェフ・シュチェスニーがボローニャの枠内シュートを見事なセービングで防ぎ、さらには、SBファン・クアドラードのクリアミスを抜群の反射神経で自陣ゴール前から弾き出した。
そして迎えた71分、再三チャンスを生み出していたマッケニーがCKからヘディングシュートを決めて追加点を上げる。
この試合でチャンスを散々外していたクアドラードが蹴ったボールを、今夏に加入したアメリカーノ(アメリカ人の意)がゴール前で合わせた。
2-0となった後もボローニャの反撃を跳ね返し続けたユベントスが、最後まで無失点で勝ち点3を奪取。首位との差を7に縮める貴重な勝利を得ている。
【試合結果】
ユベントス 2-0 ボローニャ
【得点者】
15’ アルトゥール
71’ マッケニー
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
3CBの攻撃的な布陣で前半早々に先制点を奪取。その後もボローニャのゴールを攻め立てた。ただ、再三あった決定機を外し続けたのは問題。あと2、3点はチャンスがあったうえに、後半は同点にされていても、おかしくなかった。それでも最終的に結果は2-0。重要な3ポイントは獲得した。ミランがアタランタに敗れたことで首位との勝ち点差は7。頂上は視界に入っている。
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