ユベントス指揮官ピルロ、後半戦の巻き返しへ意欲「ホーム戦での上位対決で勝ちたい」
2021/01/24
sportmediaset
――現時点で、どのチームが一番スクデットを獲得する可能性が高いとあなたは考えていますか?
また、ユベントスにとって最も危険な相手はどこだと考えていますか?
「スクデット争いに関して言えば、ローマの(パウロ・)フォンセカ監督が言ったように、だいたい同じレベルにある上位5、6チームが優勝候補だと考えているよ」
「とはいえ、現時点で倒さなければならないチームは、首位に立ち、継続的に結果を出し続けているミランだ」
「我々は、これから多くの試合で勝つ必要があることをしっかりと認識し、自分たちのことだけを考えて進んでいかなければいけない」
「後半戦には、ここトリノで迎え撃つ上位との直接対決が多く控えている。そして4月の時点で、我々がどこにいるか見てみることにしよう」
――前半戦のデータを見る限り、ユベントスは特に敵陣でのボール支配率がセリエAで最も高いチームです。
データの面からして、前半戦終了地点を迎えたユベントスは、あなたが当初求めていたようなチームですか?
「私はデータが好きじゃないから、あまり気にしてはいない」
「むしろ、チームがどのようなプレーをし、どのようなゲームをし、どのようなポジションにいるかという点を見ているんだ」
「『敵陣でのボール支配率が高い』と言われるのは嬉しいことだよ。それこそ、シーズンの初めから我々が求めていることなんだ」
「相手を敵陣に封じ込めた状態で素早くボールを取り返すことができれば、直ぐに相手ゴールに攻め込むことができるようになる」
「つまり、走る距離を減らして、素早いカウンターを仕掛けることができるようになるんだ。これが、データよりも最も大事なことなんだよ」
▼ ボローニャ戦・放送予定
《LIVE配信 24日20:20より》
解説:風間八宏
実況:西岡孝洋
※変更の可能性あり