新鋭ラフィアが決勝弾! ユベントスがジェノアを延長戦の末に下し伊杯ベスト8進出!
ラフィアが決勝弾!
アンドレア・ピルロ監督は、前半でイエローカードをもらっていたMFロドリゴ・ベンタンクールを下げMFアドリアン・ラビオを後半開始から投入する。
後半も試合の主導権を握ったユベントスが果敢にジェノア陣内に攻め込む。
最初の決定機は50分、モラタがドリブルでPAに侵入しシュートを放つもGKにブロックされる。
勢いに乗りたいビアンコネーリだったが53分、FWマルコ・ピアツァが“古巣”にテクニカルなシュートを見舞うもクロスバーに嫌われる。
その後もジェノアゴールを襲うイタリア王者だが、攻撃が単調になり、試合を決定的にする3点目を奪えない。
この展開にピルロ監督は64分、キエッリーニを下げDFレオナルド・ボヌッチ、DFメリフ・デミラルを下げSBダニーロを投入する。
守備を安定させ、試合を終わらせにかかったユベントスだったが74分、目論見が外れる事態を招く。
イタリア人MFフィリッポ・メレゴニの華麗なミドルシュートがネットを揺らし、同点に追いつかれてしまう。
ピルロ監督は直後の77分、ポルタノーヴァを下げMFハムザ・ラフィアを投入し、攻撃の活性化を図る。
それでも得点を奪えないで迎えた88分、ピルロ監督はSBウェズレイを下げFWクリスティアーノ・ロナウドをついにおくり込む。
しかし、勝ち越し点を奪えず、試合は延長戦に突入する。
疲労の色が濃くなり、攻撃にクオリティを欠いたまま延長戦前半を終えるかと思われた105分、イタリア王者がついに勝ち越し点を奪う。
モラタが左サイドを崩し、グラウンダーのクロスをラフィアに入れると一度は空振りするも、粘り、右足を振り抜きネットを揺らした。直後に延長戦前半終了の笛が鳴る。
このまま逃げ切りたいユベントスだった延長戦後半開始直後の108分、CKから絶体絶命のピンチを迎える。
GKジャンルイジ・ブッフォンも及ばなかったヘディングシュートをアルトゥールがゴールライン上でスーパークリアをみせ、チームを救う。
さらなる勝ち越し点を奪いたいビアンコネーリは、112分にもクルゼフスキが決定的な場面を迎えるも決めきれない。
その後はラフィアの勝ち越し点を懸命に守ったユベントスが逃げ切り、苦しみながらもコッパ・イタリアベスト8に駒を進めた。
▼試合結果
ユベントス 3-2 ジェノア
▼得点者
デヤン・クルゼフスキ 2’ A:ジョルジョ・キエッリーニ
アルバロ・モラタ 23’ A:デヤン・クルゼフスキ
レナート・チボラ 28’
フィリッポ・メレゴニ 74’
ハムザ・ラフィア 105’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
失点シーンはどっちもウェズレイの対応悪すぎたな
イタリアダービーはトップどうすんだろう
モラタもクルセフスキも疲労で動けないんじゃない?
前半しか真面目に見てないけど、あれはベルナルデスキが戻ったり戻らなかったりしたからドラグシンがどこを守るべきかよくわからなくなった。ってだけでは?ウェズレイ個人の出来を指摘するのは厳しすぎる気がしますけどね。
まあ、急造チームだとあんなもんでしょう。
インテル戦は必勝ですし、モラタ出て欲しいですねー