C・ロナウドが圧巻の2G1A! 2021年初戦、ユベントスを勝利に導く!
貴重な追加点はキエーザ!
後半も試合の主導権はユベントスが握る。48分、PA手前でキエーザがボールを受けると右足を振り抜くもGKの正面。
すると49分、追加点を奪取する。LSBアレックス・サンドロがクリスティアーノに渡すと、バロンドーラーが絶妙なスルーパスをおくる。
このボールにキエーザが反応し、バランスを失いながら左足を振り抜くとボールはサイドネットに吸い込まれ追加点を奪取する。
直後の52分にもラムジーが抜け出し、3点目を奪取するがVARによりハンドの判定。追加点には到らない。
ウディネーゼも反撃。57分に一瞬のスキを突かれ、バー直撃のヘディングシュートを放たれる。
その後、膠着状態がつづいた65分、アンドレア・ピルロ監督が動く。MFウェストン・マッケニーを下げMFアルトゥールを投入する。
すると70分、MFロドリゴ・ベンタンクールがインターセプトするとバロンドーラーにスルーパスをおくる。
クリスティアーノがこのパスを冷静に流し込み、3点目を奪取。ほぼ試合を決める。
アウェイとはいえ、完封負けは避けたいウディネーゼも73分に怒涛の反撃。だが、ユベントスDF陣も集中した守備をみせる。
ゴールポスト直撃など運も味方し、無失点で乗り切る。
ピルロ監督は74分、キエーザを下げFWフェデリコ・ベルナルデスキ、ラムジーを下げMFデヤン・クルゼフスキを投入し過密日程に備える。
つづく82分、DFレオナルド・ボヌッチを下げDFジョルジョ・キエッリーニ、サンドロを下げMFジャンルカ・フラボッタを投入。交代カードを切り終える。
気が緩んだ89分、DF陣が入れ替わり対応がルーズになったところをウディネーゼに突かれ、失点。
沈んだ気分で追われないイタリア王者は93分、この試合輝くことができていなかったディバラが魅せる。
SBダニーロのスルーパスに抜け出したラ・ホヤ(ディバラの愛称)が冷静にネットを揺らし、ふたたびリードを3点にする。
直後に終了のホイッスル。ユベントスが2021年初戦を幸先よく4-1の勝利で終わらせた。
▼試合結果
ユベントス 4-1 ウディネーゼ
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 31’ A:アーロン・ラムジー
フェデリコ・キエーザ 49’ A:クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウド 70’ A:ロドリゴ・ベンタンクール
マルヴィン・ゼーヘラール 90’
パウロ・ディバラ 93’ A:ダニーロ
著者:J-JOURNAL 山口 努