「泣きっ面に蜂」のユベントス、年内最終戦は守備が崩壊…今季セリエA初黒星を喫する
先制され、その後数的に不利に…
セリエA第14節フィオレンティーナ戦がアリアンツ・スタジアムで開催され、ホームのユベントスが0-3でリーグ戦初黒星を喫した。
互いに年内最終戦となるこの試合で、最初に仕掛けたのは11月にチェーザレ・プランデッリを招聘したばかりのヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)。
FWフランク・リベリーの精度の高いパスにFWドュサン・ブラホビッチが抜け出し、開始3分にあっさりと先制点を許してしまう。
先手を取られたイタリア王者も反撃するが、パスに精度を欠き、フィオレンティーナDF陣を崩すには至らない。
ユベントスにふたたび悲劇が襲う。18分、WGファン・クアドラードのスライディングにレッドカードを提示され、早々に10人での戦いを強いられる。
劣勢に立たされたアンドレア・ピルロ監督は20分、MFアーロン・ラムジーを下げSBダニーロを投入し、バランスを整える。
まずは流れを作りたいビアンコネーリだが23分、この試合序盤からミスが目立っていたDFレオナルド・ボヌッチが再度ピンチを作る。
ビルドアップのパスをDFマルティン・カセレスにインターセプトされると、ゴール前まで詰め寄られてしまう。
ボールがこぼれ、絶体絶命の場面を迎えるがGKヴォイチェフ・シュチェスニーがファインセーブをみせ、チームを救う。
守護神の奮闘に呼応したい攻撃陣は32分、FWクリスティアーノ・ロナウドがPA内で巧みなドリブル突破からシュートを放つ。
だが、このシュートはサイドネットに終わるも、元気のないチームを牽引する動きをみせる。
試合の主導権はフィオレンティーナだが、わずかなスキをユベントスが狙いつづける。
すると36分、バックパスをバロンドーラーが奪うもFWアルバロ・モラタ連動できず、好機を逸してしまう。
つづく38分にもクリスティアーノがカットインからミドルシュートを放つもGK正面。気を吐くプレーでチームを牽引する。
その後もユベントスが攻め込むも攻撃に連動性を欠き、1点リードされ前半戦を折り返す。
コメント
クアドラードが戦犯なのは間違いないけど、その他で言えばボヌッチほ特に論外。マークミス、トラップミス、パスミス、ドリブルミス、、。なんでこの選手がユーベでキャプテンマークを付けれているのか、そもそも試合に出れてるのか、不思議で仕方ない。
今シーズン退場が多すぎないか
特に序盤は退場でゲームプラン崩れて勝ち点3取り損ねても何とか引き分けで耐えてきたけど、今回はそうはいかなかった
どうあれクアドラードのプレーは軽率だった
ロングカウンターが今シーズンの失点パターンになってきているからここを何とか改善していってほしい
今季のユベントスは安心して見ることができない。
新政権になり、メンバーもかわり、懸命に順応しようとしている面に目をやるべきだが、サポーターたちを不安にしているのを看過するべきではない。サポーターはただひたすらに応援し続ければよいのかもしれないが。成績は良いくない。近年のユベントスと比較すると、いまは危機と言わざるをえない。
ユーベの今季のレッド率異常だぞ。これでもう今季6試合目だ。最初はピルロにも同情してたけど、言い訳ばっか言ってられないんだから、改善策を設けなくてはいけない。
ボヌッチ一度スタメンから落とそうぜ、デリフトが頼りになるんだし
ブッフォンとキエッリーニ以外で最古参だしキャプテンマークしてたからなんだかんだ聖域みたいな扱いになってたけど今日は可愛げも擁護のしようもない
キャプテンはディバラかサンドロにやってもらおう(キエッリーニ不在時前提として)
大いに賛同します。
『一度』というのは『1試合』という意味ですか?
『スタメンから落とす』のであれば『CBの1番手から序列を最後尾へと明確に下げてシーズン終わりまでサブ要員』くらい強烈にやらないと彼のパフォーマンス変わらないと思いますよ。
キャプテンマークをつけている昨シーズンから全然変わっていないばかりか、苦しい試合で勝てずとも最後まで希望を繋ぐ為に歯を食いしばって、血反吐を吐きながらプレイする事すら出来ない、しないのですから。
もはや彼の存在価値は『只の数合わせCB』でしかありません。
冬のマーケットで『ルガーニorロメロ呼び戻し。又は誰か中堅どころをレンタルで獲得』して早い段階でCB世代交代を始めた方がチームにも本人にも良いと思いますね。
『キエッリーニ不在時前提』とのことですが『キエッリーニは最初からいない』と考えていかないといけない時期にきていると思います。重要な場面でいない、直ぐに病院行きを繰り返している状態の選手を戦力と考えるのはリスクの方が大きいです。キャプテンマークですがサンドロはどちらかというと大人しい印象で前に出て主張するタイプに見えないのでディバラ推したいですね。
ピルロを批判したくありませんが、メンバー編成についてはフロントを含めて批判しない訳にはいきません。頼りないキャプテンと稼働率最悪のベテランを戦力に含めた訳ですから。フロントも現場と意見の擦り合わせをして年齢バランス等を考えた補強を行い次のキャプテン候補が出てくる様な新陳代謝をしなかったツケが今の状況を生んでいるので批判は免れません。中盤から前はタレントがいるので早くCBの切替に踏み切ってほしいです。
いずれにせよ、このままいくのであれ補強云々の前にボヌッチはパフォーマンスを向上させるのは絶対で、キャプテンとしての役割をしっかりと果たしてほしいですし、ボヌッチを使わないのであれば迅速に次の主力候補CBを決めないと大惨事が起きますね。