「欠けている信頼を勝ち取ろうと努力しなければいけない」

現地時間8日に開催されたセリエA第7節ラツィオ戦で失点の引き金となるミスをしてしまったことにより非難の的とされているのが、ビアンコネーリの「宝石」パウロ・ディバラだ。

UEFAチャンピオンズリーグ（CL）フェレンツヴァーロシュ戦では今季初ゴールを決めたものの、ラ・ホヤ（ディバラの愛称）は依然として本来の調子が出せずにいる。

それを受けて、過去にユベントスでプレーしたアレッシオ・タッキナルディ氏も9日、イタリアメディア『TMW Radio』でこのビアンコネーリの背番号「10」に対して苦言を呈した。

「私はこれまでずっと彼を擁護してきたけれど、この試合では試合終了10分前に入ったにもかかわらず、彼のフィジカルコンディションも落ちてしまった」

「つまり、これはどう見てもメンタル的な問題だ。相応しい姿勢じゃない。常に甘やかされる必要はないし、注意を引きつける存在にならないといけない」

「チーム内ではポジション争いがあるね。（クリスティアーノ・）ロナウドと（アルバロ・）モラタは彼より遥かにコンディションが良いけど、そこで諦めてはいけないよ」

「それを刺激として受け止め、欠けている信頼を勝ち取ろうと努力しなければいけないんだ」

そして、「ピッチに向かえば、いつも以上の力を出さなきゃいけない」と述べ、なかなか調子が上がらないディバラに苦言を呈した。