アルトゥール 【5.5】
中盤でパスを散らすもヴェローナの統率された守備を前に違いを生み出すことはできなかった。ディバラとのコンビネーションも構築中で、相手に狙われるポイントとなってしまったのは悔やまれる。また失点時にはバイタルエリアに通されるパスを許し、苦汁を味わうことに。それでも終盤は好プレーを見せ期待感も示した。

ラビオ 【6.5】
相手のプレスに苦しむ中盤において孤軍奮闘。攻守で精力的に動き、多くのプレーに関与してチャンスを作った。20分にはDFラインの間に走ったベルナルデスキに鋭い縦パスを通し、最初の決定期を演出。45分にはカウンターを仕掛けるヴェローナのFWザッカーニにスライディングを見舞ってボールを奪取すると、その流れからモラタの鮮やかなゴール（取り消されたが…）が生まれた。文句なしのスタメンだ。

ベルナルデスキ（61分までプレー） 【5】
未だ調子の上がらない左足のテクニシャン。20分には敵の最終ラインの間を抜け出しシュートまで持ち込んだが、GKに抑えられて得点ならず。それが唯一のチャンスだった。左サイドで上下動を繰り返すも、好機に繋がったプレーは数えるほど。60分には横パスを奪われる致命的なミスが失点に繋がった。彼にとっての最適解は一体どこだ？

ラムジー（90分までプレー） 【5.5】
中央、サイドとポジションを変えながらヴェローナ守備陣の隙を狙ったが、ディナモ・キエフ戦のような輝きは見せられなかった。65分にはPA内で倒されるもPKはもらえず。終盤には効果的な縦パスを前線に送るも最後まで得点は繋がらなかった。イタリアの試合の難しさを再確認したはずだ。ATにヴリオーニと交代してピッチを退いた。