【JJパジェッレ】セリエA第5節 ユベントス対ヴェローナ
MOM:クルゼフスキ(61分から出場) 【7】
ベルナルデスキとの交代でピッチに登場すると、チームの攻撃に“彩り”を加えた。左右のサイドでボールを受けて攻撃の起点となり、77分には右サイドから細かいステップでカットインし、絶妙なコースに同点ゴールを沈めた。チームの雰囲気を一変させる「魔法の杖」ならぬ「魔法の左足」の持ち主だ。ベンチを温めさせるにはもったいない。
シュチェスニー 【6】
前半に一度、コリーにゴールネットを揺らされたがオフサイドの判定でノーゴール。後半にはショートカウンターからファヴィッリに得点を許したが、GKにとってセーブするチャンスはほとんどなかった。失点シーンを除くとピンチは少なく、クロスボールやシュートは落ち着いて処理している。
クアドラード 【6】
いくつかのビッグチャンスをモノにしていれば、この試合のキーマンとなっていた。中盤でのパス回しが制限される中、後方から何度もオーバーラップして右サイドで再三チャンスメイク。42分にはPA内で絶好球を受けるも右足のシュートはクロスバー直撃。さらにVARで取り消されたモラタのゴールをアシストし、終盤にもGKを強襲するシュートを見舞った。右なら安定のパフォーマンスだ。
デミラル 【6.5】
キエッリーニの後継者はこの男で決まりだろう。落ち着きと激しい守備でヴェローナの攻撃陣にプレッシャーを与えた続けた。読みの効いたパスカットや鋭くクリーンなタックルで、カウンターを受けたチームを何度も救っている。ボヌッチの負傷が長引くようならDFリーダーとしてピッチに立つことになる。器の大きさは十分だ。
ボヌッチ(75分までプレー) 【6】
マッチアップしたカリニッチに仕事をさせず。攻め込まれた時間帯ではしっかりと最終ラインをコントロールし、落ち着いた守備で対応した。攻撃時には中盤のスペースに入りMFとしての役割もこなす意外性も披露。失点がなければ完璧だったが、それ以上に、太ももを痛めて交代することになった不安は大きい。
ダニーロ 【5.5】
今季すべての公式戦にフル出場中のハードワーカー。ピルロの戦術において重要な存在となっている。この試合でも左サイドで先発し、41分には後方からのオーバーラップでビッグチャンスのきっかけも作った。攻守において貢献度は高かったが、0-1となったファヴィッリの得点時に、スペースを埋めきれなかったことが悔やまれる。
コメント
あの失点がダニーロの責任ってのはすごく違和感が。あれで及第点下回るならそれは期待値が高すぎる気がしますけどね。
そしてディバラは悪くはなかったと思いますが、守備時にトップに残るならもう少しプレーに説得力が必要かなと。あれならラムジー残した方が良い。復調に期待ですね。