パドイン、ユベントス時代を振り返る「唯一無二の経験だった」
2020/10/24
la Repubblica
――ユベントスとの別れについて
「多くの人が僕のためにメッセージを書いてくれたし、インスタグラムでは僕に別れの挨拶をするように促す動きも始まっていたね」
「繰り返すけど、唯一無二の経験だったんだ。他のメンバーよりクオリティーで劣っていたし、僕の価値を試合以外でも毎日証明する必要があったから、僕には特権があると感じていたよ」
「ユーベは僕を連れ去り、そして多くの物を残してくれた。まさに一生に一度のチャンスだったんだ」
――アルトゥーロ・ビダルについて
「アルトゥーロは完全にクレイジーだったよ(笑)彼については面白い話がいくつかあるんだ。試合前日の合宿先には、いつも僕らを見張っている警備員がいてね」
「だから、みんな外出することはできなかったんだけど、彼はいつも警備員の監視の目を逃れるための隠れ場所を見つけては、外に散歩に出かけていたんだ」
「クローゼットに身を隠し、それから階段を使って逃げ出したこともあったね。他にもあるよ。アルトゥーロは母国に競走馬を所有していてね」
「僕らは夜8時になると夕食を食べに食堂に集まっていたんだけど、彼はいつもギリギリにやって来て、机の上に携帯を置いて自分の馬のレースを見ていたんだ」
「チームのみんなも、いつも彼の所に集まって一緒にレースを見ていたんだけど、アルトゥーロの馬がしょっちゅう勝っていたよ」
「最後に、これはマルコ(・ストラーリ)の話でもあるんだけど、彼はミニゲームで負けると手が付けられなくなる人間でね」
コメント
ユーヴェのムードメーカーだったよ。