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先発はフラボッタが濃厚か

ビアンコネーリを率いるアンドレア・ピルロにとって、待ちかねたであろう朗報がチームに届いたはずだ。

チームの初陣から3-4-1-2もしくは3-5-2のシステムを基本にしていた新監督だが、開幕直前にSBアレックス・サンドロが負傷したことで急遽ジャンルカ・フラボッタを起用した。

“怪我の功名”か、21歳の若いSBはピルロを納得させたのは誰の目にも明らかだろう。それは、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の登録リストをみても明らかだ。

しかし、開幕前のテストマッチがほぼなかったことで、新監督はセリエA第2節ローマ戦では右サイドを主戦場としているWGファン・クアドラードを起用した。

この起用には賛否両論あるものの、カンピオナート第4節では“本職”のサンドロに復帰の目処が立ったようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は7日、ブラジル代表SBに加え、FWフェデリコ・ベルナルデスキも復帰できることを伝えている。

同紙は「クロトーネ戦でサンドロはピッチに立てる可能性が高い。加えて、ベルナルデスキも戦列復帰する兆しをみせている」

「先発はフラボッタの可能性が高いが、サンドロもすでにコンディションが整えている」

「そして、LWBでの起用をほのめかすピルロは、FWのベルナルデスキもこのポジションで試すかもしれない」

「FWフェデリコ・キエーザを獲得したことでイタリア王者のRWBは充実した。そしてLWBも盤石な状態になりつつある」と期待を寄せた。

インターナショナルウィークで負傷者が出ないことを祈りたいが、ピルロがクロトーネ戦でおくり出す布陣を楽しみに待ちたい。

 

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