指揮官のガルシアが高く評価

相次ぐ怪我により、コンスタントに出場機会を得られなかったSBマッティア・デ・シリオ（27）はかねてより、移籍の噂があったのは周知のとおりだ。

しかし、いざメルカートが開幕するとこの元イタリア代表SB獲得に手を挙げるクラブは現れなかった。

獲得が近づいたとしても、寸前で破談に終わるなど「運」にも恵まれなかったのがデ・シリオの「これまで」だろう。

今夏のメルカートも終了に近づいた最終日の前日、リヨンが獲得に興味を示し、その翌日、ビアンコネーリの背番号「2」はフランスに旅立つことが決まった。

デ・シリオは、昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）のベスト4に勝ち進んだリヨンへの移籍が決まった。

両クラブはメルカート最終日となった5日、公式サイトや公式SNSでこの移籍を公表した。

契約は2021年6月30日までの一年間のレンタル移籍となるようだ。

リヨンを率いるルディ・ガルシアは、デ・シリオの能力を高く評価しているとされるが、コンスタントに出場機会を得られることを祈りたい。

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