アッレグリ「補強するなら攻撃的ミッドフィルダー」
敏腕アッレグリが新シーズンでの挑戦に意気込む
就任2年目となるユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは、新ユベントスでの挑戦に意気込んでいるようだ。
昨シーズンにチームを支えていたカルロス・テベスとアンドレア・ピルロの移籍、そしてアウトゥーロ・ビダルの移籍希望により、新シーズンは昨シーズンとは違うユベントスになるだろう。若返りを図っているユベントスが、将来有望な若手の獲得に成功しているのは、素晴らしいことだ。そして、マリオ・マンジュキッチやサミ・ケディラなどの中堅選手の加入は、アッレグリに多くのオプションを与えてくれる存在となる。
練習場のヴィノーヴォでアッレグリはメディアに応えた。「新加入の選手達はそれぞれ特徴的なプレイヤーだ。彼らの能力を最大限に引き出すのが私の仕事だよ。一部の優秀な若手を加入させるが、マーケットが終了したら、1991年~1996年生まれの約10名を将来の為に移籍させる予定だ。」
4年間献身的であったピルロが遂に去ってしまったが、アッレグリの課題の一つは、ピルロ無しでチームを機能させることだろう。偉大なマエストロに敬意を示し、トスカーナの戦術家は話を続けた。
「イタリアは決して代わりのいない選手を失った。彼はユベントスとイタリア代表で数々のタイトルを掴みとった。彼がアメリカへ旅立つ前に挨拶をすることができて本当に嬉しかったよ。」
そして、移籍希望を出しているビダルについても触れた。「私は現在のチームに満足している。テベスとピルロ、そしてビダルは別の挑戦を選んだ。我々にはプロジェクトがあるんだ。前に進まなければならない。今季からは欧州制覇の経験をもつケディラが加入する。他にも、マンジュキッチやブッフォン、ボヌッチ、キエッリーニ、マルキージオ、エブラ、そしてパドインがチームに居るんだ。このメンバーの中に入る若手はきっと成長することができるだろう。更なる補強を行うなら、それは攻撃的なミッドフィルダーだ。」
最後に国内のライバルクラブについて触れた。「インテルとミランは良い補強を行っている。彼らはタイトルを狙ってくるだろう。ローマは既に強豪で、ナポリも補強したメンバーがフィットしてきているね。だから、今シーズンのスクデット争いはオープンなものになると予想しているよ。」
コメント
アッレグリなら上手くやってくれると思います。
DFラインは変わってないけど中盤がかなり様変わりするから守備ブロックさえ上手く組めれば国内では盤石かと。
問題はCLで決定的な仕事ができるトップ下が取れるかどうか・・・。