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――君たちが望んでいたコンディションでこの試合を迎えることができましたか？ それとも、何か足りないものがありましたか？

「この試合をやれるだけのコンディションが整っていたことは見せることができたと思っている」

「95分間攻め続けたし、おそらくリヨンの枠内シュート数は1、2回しかなかったんじゃないかな」

「反対に、僕らは少なくとも4、5回惜しいチャンスを作った。プレースキックも惜しかった。だけど、結果的には彼らの方がベスト8に進出するに相応しかったってことさ」

――ここで敗退することは、ユベントスが掲げていたCLにおける目標を達成できなかったことを意味すると思いますが、それでも9年連続となるスクデットは獲得しました。こういったことを考慮して、今季の総合評価をお願いします。

「みんなが知っているとおり、異常で特殊なシーズンだったね。その影響により、6～8月にそれぞれ3つのコンペティションで目標を達成するために戦うことになった」

「そこで、リーグ優勝するという第一目標を我々は達成できた」

「それからCLに関して言えば、大会のフォーマットが変わったことでどのような結果にもなり得ることは分かっていたし、今夜はベスト8に進出できていたかもしれないね」

「いずれにしても、僕らが全力を尽くしたことに変わりはない。今季の第一目標を達成したとはいえ、チームに色々なことを教えてくれたシーズンになったと思うよ」

悲願のビッグイヤーは“お預け”となり、ユベントスの今シーズンはスクデットのみで幕を閉じた。

試合終了後すぐにメディアのインタビューに応じたボヌッチにとっては、様々な感情のなかで、今季を振り返りながらは言葉を探すことになっただろう。

その表情からもうかがえる悔しさを、また来シーズンにぶつけて欲しいところだ。

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【現地で使えるイタリア語】あいさつ入門編 ~サッカー現地観戦~ Vol.1