【JJパジェッレ】セリエA第34節 ユベントス対ラツィオ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ラツィオ撃破でスクデット獲得へ大きく前進
ユベントスは現地時間20日、セリエA第34節でラツィオと対戦。
首位のビアンコネーリと4位ラツィオとのスクデットを目指すクラブ同士の一戦は、得点王を争う2人のストライカーの存在もあり白熱したゲームとなった。
ユベントスは前半12分にアレックス・サンドロがポスト直撃のヘディングシュートを放つと、続く35分にはアドリアン・ラビオが前線へと抜け出し、左足のシュートでGKを強襲。
その直後にもクリスティアーノ・ロナウドがヘディングでゴールを狙うもわずかに枠を逸れた。
ユベントスが試合をコントロールする時間が多い中でも、ミスからラツィオに反撃の機会を与える。
44分にはロドリゴ・ベンタンクールが自陣でボールを奪われると、得点王トップのチーロ・インモービレに左ポスト直撃のミドルシュートを許した。
両者得点はなく後半に入ると51分、C・ロナウドのシュートがバストスの手に当たりユベントスがPKを獲得。そのPKを背番号「7」が落ち着いて決め、試合を1-0とした。
さらに54分、再びC・ロナウドが、ラツィオの最終ラインからボールを奪ったパウロ・ディバラのお膳立てを受けて追加点。リードを2点に広げる。
しかし、83分にはレオナルド・ボヌッチがペナルティエリア内でインモービレを倒し、そのPKをきっちりと決められ1点差に詰め寄られた。
そこからラツィオが息を吹き返し、試合の行方は最後の最後までもつれる。しかしGKヴォイチェフ・シュチェスニーの好セーブにも助けられ、ユベントスが何とか勝ち点3をつかんだ。
これにより、イタリア王者がセリエA9連覇へと大きく前進している。
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は6。15分以上のプレーで採点。
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