【JJパジェッレ】セリエA第33節 サッスオーロ対ユベントス
ベンタンクール 【5】
ピッチの中央から右にかけて積極的な攻撃参加を見せ、ボールを奪われた際には素早いプレスで守備のフィルター役として走った。CKではA・サンドロへのアシストを記録したが、最初の失点では相手にボールを渡し、2-2とされるFKも与えてしまった。CKでアシストを記録もレジスタとしては…。
ピアニッチ(57分までプレー) 【6.5】
CKのサインプレーによるダニーロへの絶妙なパス、DFの背後を突いたイグアインへのダイレクト・ロングパスで2つのアシストを記録した。特に2つ目は、ローマ時代の先輩トッティを思い起こさせる。そのプレー以外でもピッチを「俯瞰」する戦術眼と高い技術力を披露。早めの交代に終わったが、チームへの貢献度は高かった。
マテュイディ(81分までプレー) 【5.5】
ボールを失った際には素早いプレスで反撃のリスクを取り除いた。しかし、C・ロナウドを追い越して前線に上がるも、その後の攻撃は続かず。攻撃面での物足りなさは目立った。38分にゴール前でフリーになったジュリチッチのシュートをブロックした点は評価すべき。それでも相手に押し込まれるシーンは多かった。
ベルナルデスキ(62分までプレー) 【6】
ダニーロとの連携でチームの右サイドを活性化。またピアニッチとのCKコンビは相手の守備を惑わせる1つのオプションになっている。最近は献身性ばかり目立つが、この試合では非凡な才能も発揮。C・ロナウドとラビオが決めていればアシストも付いていた。後半のペースダウンは役割を考えれば仕方ない。
イグアイン(57分までプレー) 【6】
第31節のミラン戦に続き先発のチャンスが巡ってきた。12分にはサッスオーロのCB2人の間を突いて抜け出しGKとの1対1を冷静に沈めた。それでも出場した57分間で見せ場はほとんどなし。失点に関与しているわけではないが、サッスオーロを攻撃に集中させないためのアプローチは必要だった。
C・ロナウド 【5.5】
積極的にゴールを狙う姿勢は好調の証。しかしこの日は「CR7の日」ではなかった。PA内で得た最大のビッグチャンス(前半45+3分)はDFの足に当たりゴールならず。試合終盤には勝利を目指して守備に奔走する姿もあったが最後まで実らず。セリエA再開後から続けてきた連続ゴールは6でストップした。