サッリ監督「ユベントスは何度もミランとの戦いで苦戦している。違いを生むのは…」
2020/07/07
virgilio
「(イグアインは)メンタル的にはだいぶ良くなったが、フィジカル的にはまだ何分くらいプレーできるかは分からない。ここ数日間は、以前よりも継続的にトレーニングをしたし、軽傷部は良くなりつつある」
「彼には“飴と鞭”が必要なんだ。落ち込みやすい敏感な青年だからね。そんな時には大きな助けや感情的なサポートが必要なんだよ」
「だけど、気持ちが高ぶっている時には少し突き放さなくてはいけない。現状に満足してもらっては困るからね」
イグアインと同じく、アーロン・ラムジーも再開後にまだ一度もスタメンで起用されていない選手だ。
前節のトリノ戦では出場する機会がなかったものの、サッリは「我々にとってオプションの1つ」と表現して、彼の重要性を説明した。
「ラムジーは、我々にとって常にオプションの1つだ。細かいパス交換を得意とし、MFとして攻撃的な代案をもたらしてくれる選手だよ」
「彼は、我々のMFの中で最もスペースに飛び込むのが巧く、最もゴール嗅覚に優れている」
「彼も怪我に苦しんだ選手だが、トリノ戦に出場させなかったのはベンチから見る限りブレーズ・マテュイディのような状況を安定させる選手の方が必要だと思ったからだ」
再開してから4連勝を飾り、13得点をあげたビアンコネーリ。
コッパイタリアを行った時期と比べて明らかにコンディションやパフォーマンスが上向きつつあるこのチームについて、サッリははまだ改善の余地があると話した。