20年振り、10度目のコッパ・イタリア制覇

ユベントスはコッパ・イタリア決勝で苦戦の末ラツィオを下し、20年振り10度目の優勝を果たした。開始すぐにラツィオに先制を許したものの、DFジョルジョ・キエッリーニのアクロバットなプレーにより同点に追いつき、延長の末FWマトリが逆転ゴールをあげて勝利した。

試合後、キエッリーニは喜びの言葉を述べている。「ラツィオは好調で難敵だったよ。でも、そんな相手に対して我々は素晴らしいパフォーマンスを披露することができた。ユーべには試合を変えることができる選手がいるんだ。」

キエッリーニはチームによる勝利であることを主張した。「私達は常に一丸となって戦い、常に自分達のモチベーションを維持してきた。それが勝敗を分けたね。20年間待ち続けたタイトルを遂に手に入れたよ。我々は獲得に値するチームだ。少し期間はあるけど、次はベルリンでの勝利を求めよう。」

遂に2冠を達成したユベントス。CLでは決勝までコマを進めており、ユベントスの歴史を考えれば、ここまででも既にビッグイヤーと言うことはできるだろう。しかし、イタリアでは未だインテルしか達成していない3冠を目前とすれば、更なるビッグイヤーを期待してしまうのも無理はないだろう。

また、今回のコッパ優勝で10度目の制覇となり、来季のユニフォームに銀のステッラが付くことになるかもしれない。